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LIME
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家に帰って真っ先にベッドへダイブ。
なんというか、疲れた…。
うううん。
日向とは、話さなくなった。
けどその分、話すようになった人もいて。
よかったのかもしれない、こうなって。
とか思う自分いて。
加賀美にべったりも悪かったし、瀬崎くんが話しかけてきてくれて、よかったなぁって思う。
なんであんなにいい人に話してなかったんだろうと過去の自分を恨む。まぁ、クラスも違ってたし、これから話せばいいかという楽天的な自分が勝つのだけれど。
これからもっと、話せる人が増えたらいいな、とか願う。
家に帰った後はだいたい寝るか食べるか話すかのどれかで。母さんは火事で忙しそうだし、宿題も今日はあるから勉強しよ、と机に向かう。
ピロリン、と携帯が不意になる。
なんだ?と見たらLIMEがきてて。
開くと瀬崎くん。
今日交換したのすっかり忘れてたごめんなさい。
『今日はありがと、あ。そういえば俺の家の近くで花見まつりやってるんだけど今これる?』
なんて書いてあって。
『わーい、行く\(^o^)/』
とすぐに打って瀬崎くんの家の最寄の駅で待ち合わせすることにした。
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