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好き?
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またね、って言ってお別れして。
…今日色々あったなぁと空くんと別れてからふと思う。……加賀美にキスされたり、…じ、…自分から空くんにキスせがんだり…。
わああ、思い出すだけでも顔が熱い。
僕は、やっぱり空くんが好きなのだろうか。
て、照れる…。
日向のことは、もういいのだろうか。
話してなさすぎてわからない。このまま話さなければ、僕の恋心は無くなるのだろうか。
…なんで、日向は僕に話しかけてくれないんだろう。いや、僕もだけど。
…日向がわからないや。
家に着いてしばらくするとLIMEの電話が鳴ってどきっとした。
「…空くん?どうしたの?」
「…や、無事に着いたかなって。でも着いたんならよかった」
「…心配してくれたんだ。ありがとう…、けど僕なんて男だし誰も襲わないよ〜」
「…加賀美のやろう」
はい。ごめんなさい、忘れていました。…それから軽く20分くらい心配され、また明日な、と言われて電話が切れた。
…名残惜しい…、なんて。
「今誰と電話してたの〜?凄く幸せそうだったけど」
なんて母の余計な一言で顔が赤くなるのがわかった。…幸せそうって……、そんな顔、していたのかな。
うあああ、…好き、なのかも。
…いや、好き、なんだよ、ね?
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