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朝からの驚き
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よし、決めた。
今日は…空くんに会って、告白。
空くんに会って告白。空くんに会って告白。
唱えながら家を出た。
空気が澄んでいて、美味しい。
東京なのにこんなにも美味しい。
「それでさ、瑛兎、僕教室間違えてさ、〜」
「ふは、律本当にドジな」
同じ制服を着た高校…1年生かな?凄く初々しくていいな、なんてぼうっと考えながら。
僕も日向とそうやって仲良く話して登校してたよ…君達は仲良くね…なんて思いながら自分で苦笑する。
「雪、おはよう」
駅のホームに着くと、日向。
なんか、もはや懐かしい…!という感じです。
「あー…日向。おはよう。どうしたの?碧、また今日いないからとか?」
「いや、…久しぶりに雪と行こうと思って。」
そう言う割にはこっちを見ない。
…解せぬ。
「頭打ったか?」
…日向には何故素直になれんのだ、僕…‼︎そんな葛藤を知る由もなく日向は少し微笑んで
「たまには一緒に行こうよ」
なんて。ああだめだ可愛い日向可愛い。
今まで無視?されてたのとかどうでもよくなるほど日向厨。もう拝みたい……。
…ああやっぱり、好きだなあ。って。
空くんに告白はどうしたおいとか思うけど。
やっぱり日向の隣は安心する。
隣にいたいな、と思うと碧の姿が脳裏に焼きつく。
「……そだね、たまにはね〜」
なんて平然を保って、返事をして。
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