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あなたに用がある
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そんな日常が流れる中、朝にトイレに行って教室に戻ろうとしたら沙優ちゃんが教室には入らずに、何やら教室の前で待っていた。
…?空くん教室にいたはず、だけど。
「…空くん呼ぶ?」
………本当は呼びたくないけど!
沙優ちゃんはこっちを見るなり、じっと見つめて来て
「あなたに話があるの。えっと、木枯、雪くん?」
…どういうわけでしょう。
なぜ、この子は僕の名前を…って、原因は1人しか思い浮かばなくて。空くんが僕の名前だしたの?…ううん、
とりあえず手を掴まれ、東階段に連れて行かれる。といっても、沙優ちゃんの握力なんてほぼないに等しいから、ついていく、の方がしっくりくるんだけど。
東階段につくなり真剣な顔で
「空……ううん、瀬崎空と別れてください」
なんて言われた時の僕の心境をお察し下さい。
「ん?」
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