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お泊まり会開こうよ!
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「空くん空くん」
「どうしたの、雪」
「何この2人。この教室甘いんだけど。」
べ、と舌を出したのは僕の好きな人だった人かつ友人の日向くん。べ、と舌を出すその仕草…可愛い…!!なんて。
「…日向、もう緊張しないから言うけどさ、その仕草可愛いんだけど。」
「雪本当に躊躇しなくなったな…、日向さんは悲しいよ。前までツンツンしてたのに」
日向の呆れ顔。…空くんがまあまあ、と日向をなだめているそんな光景。
好きだった人と好きな人が並ぶとなんか面白いものがある…面白いと言うよりは、趣?風情?かな。
「というか、なんで呼び出したの。」
日向が突然真顔。
あ、本来の用事忘れてた。てへてへ。
「お泊まり会したくって」
「そんなの、雪と瀬崎の2人で泊まればいいじゃん」
「そ、そんなの………恥ずかしい…から、…あ、そうじゃなくて…!いいじゃん!碧もなんならつける!」
「碧を付属品扱いするなや。…というか、碧は今少し…呼んで欲しくないかも」
日向と僕の会話を空くんは楽しそうに横で聞きながら英単語を覚えている。
…そんな姿もかっこいいと思ってしまう。
手に持ってるシ◯単すら輝いて見えるよ、僕。
「なんで碧は呼んで欲しくないの?」
疑問である。日向は顔をいきなり覆って「や、なんでもない。けど、駄目」と。顔が赤いのは気のせいかしら、可愛いだけよ日向ちゃん。
…え、もしかして日向……
「生理…?」
その後日向に容赦無く叩かれた。
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