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ずっと一緒にいたいんです。
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「ちょいやりすぎたけど…腰、大丈夫?」
お風呂はいって寝るとき、空くんも一緒で。明日は学校なのに帰らなくて大丈夫だったの?と聞くと朝早く家出て家で着替えるらしくて。
結局今日、母さんは帰ってこなかった。明日帰ってくるのかな、なんてぼんやり考える。
「……大丈夫、幸せだもん」
空くんが僕を抱きしめながら腰をさすって少し反応しちゃうけど…もう流石に体力が……。ぎゅう、と抱きしめ返して温かな体温の中ですやすやと眠りに落ちた。
「…雪、じゃあまた学校で」
「……うん」
朝、いつもより早く起きて空くんを送る。
少し離れただけでも寂しいし、ずっとくっついていたいけどそれは困る我儘だし、どうしようもできないことだから。
空くんは僕を見て微笑んで口付けをくれた。
……幸せだなぁ、
手を振って、またね、ってさよならした。
よし、僕も支度して学校行きますか。
…あ、待ち合わせして一緒に行けばよかったな。
なーんて、ね。
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