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優しいやつなの和泉くん。
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「飯島、ってやつ、瀬崎狙いらしいぞ。気ぃつけとけよ?」
「だと思ったー…、忠告どうも。頑張ります」
ふふ、と笑った。でも気をつけるって…どうやって?ガード硬くしてみる?
けどそんなことしても空くんに迷惑かかるだけなんじゃ…。
ううん、と首を捻る。
「でもさ……、嫌だから関わらないでって言ったら、重いよね?」
「男にとっては嬉しいんじゃね?」
…や、僕男ですけど…一応……。
「ユッケは謙虚すぎなんだよ。がっつり行かねーと今頃どうせ飯島ガツガツいってそうだぞー」
それはやだ。
言った方が、いいのかな。けど、迷惑にならないかな。重いって思われたくない…。
うう、お腹が痛い…。
明日、言ってみよう…。
「ありがと、和泉くん。言ってみる。」
「ん。頑張」
それから駅についてばいばいして。反対の車線だったんだ、和泉くん。
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