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悲しさ。
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「あ、れ…?碧は、どうしたの?」
思わず首を傾げる。
「え?碧は…。とりあえず、待ってたの、雪を。
帰ろっか。」
そんなこと言われる。
…は?は?は?
「え、何。喧嘩したの…?」
嬉しさ半分、驚き半分。
喧嘩はしてほしくないけど、日向と
帰れるのは凄く嬉しい。
僕ってつくづく駄目だな…。
自己嫌悪に陥ったり本当、面倒くさい。
「え、いや。違うよ。碧に用事があったみたいで」
碧がいなくなったら、僕。
なんか悲しいような嬉しいような。
所詮、碧が一番大事ってことでしょ?なんだか
悲しくなってきた。笑うのが辛い。
僕の前で、碧に対しての好き好きオーラださないでよ…
「そか…。まぁ、かえろっか」
もうなんか嫌だ。
日向といると自分の事も碧の事も嫌になる。
碧は優しいのに。
僕は…。僕はいらない?
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