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B A C I ! -可愛いあの子を嫁にするのはこの俺だっ!-
10 *
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「は…ゆいたん…。入ったよ…」
「ぁ…ぁ…あぁ…ぅ…」
かたかた震える小さな頭を撫で、全は蹲る結威をそっと抱きしめた。
「!っや…ぁ…!う…うご…かな…」
「ん…大丈夫…このままジッとしてよ…。ゆいたん…わかる…?中…俺がいるの…」
「やぁ...ぁ...ぁ…う…うそ…こ…な…こんな…」
ふるふると小さく振る頭から、机の上にポタポタと涙と汗が落ちる。
「…え…ぅ…、あつ…い…く…るし…よぉ…」
「ごめん…ごめんね…。俺が本気だって、わかってくれた…?」
「わ…わかんな…ひっ…うぅ…こんなのひどい…ひどいよぉ…っ」
ひっくひっくとすすり泣く姿に、こんなことをしておきながら胸が痛くなる。
全は震える頭にちゅっとキスを落とし、シャツのはだけた結威の腹をゆっくりとさすった。
「ゆいたん、ごめんね…落ち着いて、力抜いて…?ゆっくり息、はいて…」
「は…ぅ…は、はぁ…はぁ…」
全の手の動きに合わせるように、結威が震えた吐息を漏らす。
「はぁ…ぅ…ん、は…はぁ…」
「そう…いい子、大丈夫、だいじょぶだよ…」
「ひ…ぅ…ぜ…ん…。ぜん…が…こ…ここ…?」
「っ、ん…俺だよ…ゆいたんの中、入ってる…。すごい、あったかくて、きもち…。ずっとずっとこうなりたかった…」
「ぁ…そ…な…どうし…ぅぅ…」
一回り小さな結威の手が、腹をさする全の手に触れてくる。
その感覚に全の身体がドクンと鳴り、思わず腰を揺らした。
「ひくっ…!」
突然押し込まれ、びくんと結威の背中が反る。
逃げようとする細い腰を掴み、全は衝動のままに激しく熱を打ち付けた。
「ひっ!あぅ、ぁ、あ、あぁ…!うぁっ…やらっ、うごかなっ…あっ、あっ…!うそ…やら…やら…!うぁあ…!!」
「は…すご…奥吸い付いて…っ!ごめん止まんない…!ゆいたん可愛い…っ好きだよ、大好き…!!」
「やぁ、やらぁ!やめ…こん、な…!あついよっ、あっ、こわい…こわいよぉ…!」
ガタガタと机が悲鳴を上げる中、結威の震えた指が逃げ場を求めて卓上を掻く。
その指を絡め取るようにして全は強く結威の手を握り、耳元に何度もキスを落とした。
もうこれが都合のいい夢か現実かもよくわからない。気が狂いそうな興奮に頭が沸騰して、肌が触れている部分全て愛おしくて仕方がない。
好き、好き、君が好き。お願い、この気持ちに応えて。
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