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憧れの先輩!
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高岩先輩は、俺の憧れの人。
『聞いてください、あなた、そうあなたです!僕はあなたのことを幸せにする自信があります!選んでくれたら後悔させません。』
先生も生徒もプロポーズを受けたように。
目をぱちぱちさせてしまったあの演説。
みんなは大笑いしていたけれど、
俺は心を奪われてしまった。
自信満々な笑顔に
さらさらな黒髪
きっちりと着こなした制服
高校一年生からみた三年生は
とても大人に見えてしまって
か、っこいい
スライディング土下座の頼み込みで生徒会の書記をやらせてもらって、1年間だけ一緒に過ごした。あれは、結構俺にとっての青春だ.....
そんな俺はいま、生徒会長を務めている。
あの頃の先輩には及ばないけれども、俺のロールモデルは確実に高岩先輩だ。
親切で優しい
誰にもニコニコした対応で
頼ってくれるし
頼りやすい
あんな風に、
皆から愛されるような人になりたいんだよな。
先輩が卒業してしまってからは、そういえば元気かな、なんて空を見てふと思い出す日々を送っていたのに。
そんな先輩からの、キス。
時間を戻そう、3時間前に。
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