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ゲイ専用の投稿サイト
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いつも通り出勤して、仕事して、退勤して。
そんな退屈な日々を乗り越えるために必要なものが僕にはある。
それはゲイ専用の動画投稿サイト!
ちょっと…いや、だいぶ過激なそうゆう動画が投稿されている。
最初は間違って押してしまった事が原因なんだが、見てると好奇心が芽生えてしまったのだ。
僕もされてみたい。
そんな妄想をしながら自分を労う毎日だ。
それなのに……。
どこかにスマホを置いたまま自分のデスクに戻ってきてしまった。
終業後とは言え、残ってる社員がいるかもしれない!
今までの行動を振り返って見よう。
終業の合図がなって、僕はどうした?
トイレに行ってから、明日までの資料を終わらせようと思ってた。
んで、トイレに行ったあと、コーヒーがあれば仕事が捗ると思って給湯室に行ったから、その道を辿ればもしかしたらあるかもしれない!!!
「なぁ、このスマホ晴のじゃない?」
後ろを振り返ると同僚の魁斗が僕のスマホをヒラヒラと見せている。
「あ、拾ってくれたんだありがとう!」
僕は急いで受け取ろうと思ったのだが、その手は空を掴んだ。
「え…?」
魁斗は少し意地悪そうな顔をして口を開く。
「晴ってこんな趣味があったんだ?」
くるりと液晶を僕の方に向けるとそこには楽しみにしていた動画投稿サイトが。
しかも、よく見るユーザーさんの新作動画!!!
「え…あの…いや……。」
どう返すのが正解なんだ!?
タマタマダヨー とか マチガエテオシチャッタノカナ とか!?!?
「まぁ、人の趣味にとやかく言うつもりはないけど…。へぇ…晴さんはこんなので抜いてるんだって後輩から言われるかもね??」
なっ!?!?
それだけは阻止しなければ!!!
「なんでも…言うこと聞くから…それだけは…。」
「なんでも??」
「なん…でも…。」
魁斗は依然ニヤニヤして僕を見ている。
何を言い出す??
1週間飯を奢るとか??
仕事を手伝うとかか??
「じゃぁ、開発してる動画を投稿するってことで。」
は?
「こういうの見てるって事は興味あるんでしょ?」
興味はあるけど、実際にやる勇気はないって!!!
されてみたいけど!!!!
「俺も欲求解消出来て、晴も得してwin-winでしょ?」
どこがだ!?!?
「いや、あの。別に…そういうのじゃなくても…。」
「じゃぁ、言いふらしちゃおうかなぁ…。」
「分かった!!やるよ!!やるから!!」
魁斗は満足そうに約束を取り付けて、帰って行った。
明日の朝9時、会社の最寄り駅の東口。
そっちに迎えに来てくれるらしい。
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