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おまけ:保健室その後
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「理央…」
「ん…」
あの後そういう雰囲気になりまして…。
お互い服が濡れてるのも構わずにベッドに倒れこんだ。
「ん、…んぅ…」
浩志が優しくキスしてくれるのが嬉しくてたまらない。
「あっ……」
浩志の手がシャツに入ってくる。
「おい!お前ら盛ってんじゃねぇ!!」
「チッ…」
「げ…けーちゃん…」
いきなり保健室の扉が開けられ怒鳴られる。
「ったく…静かになったと思ったらやっぱりな…おら、元気な奴はこの部屋にはいらねぇんだよ!出てけ!」
柄悪すぎんだろ!こんなんが保健医とか俺無理。
「服くらい着替えろ…貸し出し用制服そこに置いてあるから」
「ういー…」
「………邪魔しやがって」
「会長さん聞こえてんぞー。お前随分と猫被ってるみたいだな」
「え?そんな事ないですよ宇野先生」
「うわー」
けーちゃんに対して素丸出し。この2人いいコンビだな。
「これからは保健室たまんなよー。会長さんとこ行け」
「えー…」
「何が不服なんだよ。ここは病人専用なんだよ」
「だってここ居心地いいし…」
「………」
着替えながらチラッとけーちゃんを見れば、けーちゃんが浩志をチラッと見る。
「うわっ!ちょ、浩志!」
「行くぞ」
「待てって、俺まだ着替えてる途中!」
ぐいっと腕を引っ張られる。浩志まだ着替えてないのに。
「授業受けろよー」
「ただいま…」
「おー…」
俺が教室に戻った頃には今日の授業は早く終わっていたみたいで。みんな帰りの支度をしていた。教室に入ってすぐに翔の所にいった。
「ありがと…な」
「俺なんもしてないって」
「それでもありがとう」
「どーいたしまして」
翔はびしょびしょのままだった。
「翔濡れてる…」
「どーせすぐ部活だし」
「…ごめんな」
「気にすんなよー…」
くしゃっと頭を撫でられた。
心地いい。
翔には感謝してもし尽くせないな。
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