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えー…ウソ…
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「にしても、育ってないなー?」
と、田中先輩が日向と、比べっこをしていた。
なんか、かわいい。
「小さくても、オレは飛べます!!」
日向はそう言った。
その声が、オレの胸に何故か槍となってふってきた。
なんで???
なんか、
ココロがいたい。
そういや、日向のポジションって。
「オレ、烏野のエースになりたいんです!」
そうそう、スパイカーだ。
「おいおい、入ってそうそう、エース宣言か??」
「いーじゃん、志は高いほうが…なあ?」
「がんばります!!」
その日向の言葉が気に食わなかったのか、
飛雄の顔が怖くなって、言葉を吐いた。
「お前、エースになっるって言うんだから、
ちゃんとうまくなっているだろうな?
ちんたら、してたら、また棒にふるぞ?
最も、優には勝てないと思うが…」
嬉しいこと言ってくれるね…
その言葉に日向はキレた。
「なんだと?」
飛雄と、日向の距離が近くなる。
…喧嘩はよくないよ。
それから、言い合いが始まって、
勝手にバレーボール使って、
飛雄のサーブを
受けきれなかった日向のボールが
校長に当たり、
ズラが取れて、主将に見事かぶさるもんだから、
主将がキレた。
そこからはなんか、ものすごいスピードで
二人とも、追い出されてた。
「…えー…うそ…」
僕はただ、見ているしかできなかった。
「ほら、笠井、練習すっぞ?」
「え?…あー…はい。」
…飛雄と、日向、大丈夫かな…
まさか、こんなことになるなんて…
僕はその日、
二人のことを考えながら、練習に参加した。
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