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言い過ぎた。
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大地said
烏野へ帰ったオレらは、
体育館の掃除をして終わりとなった。
「先生今日はありがとうございました。」
「いやいや、皆お疲れ様!ボクびっくりしたよ!
あの青葉城西に勝ったんだから!!」
「…でも、まだたりないんです。
今、日向と、影山が機能してるおかげで、なんとか攻撃は決まってますが、
日向がブロックに捕まりだしたり、今日みたいに、レシーブ崩されたら、成すすべが無くなります。」
「それに、そういうことになった場合、監督や、コーチのように、上手く指揮をとれるか…」
「…なるほど…」
「あっ…すみません!先生が力不足とかではなくてですね…」
「わかってるわかってる。指導者のことはボクに任せといて。あてはある。
なんとかするよ。だから、チームのことは、よろしくね?」
と武田先生は言った。
チームのこと…か…
一日を振り返ったが、
今日、オレは笠井に結構失礼なことをしたな。
アイツは戦力にもなるのに…
メンバーから外していらないなんて…
オレはただ、影山のように変わって欲しかっただけなんだがな…
にしても、
あの及川ってやつ、
笠井をもらうだ?
させねえよ。
笠井はオレらの大事なメンバーだ。
誰がお前のとこになんかやるか!!
「大丈夫っすよ、大地さん!」
と、田中がオレのココロを読んできた。
ニタッと笑ってた。
コイツ。
何者だ!!
帰り道、少し笠井と話そうか…
オレはそう思いながら、片付けに入った。
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