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戻ってきてください。
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部活になって、
飛雄と日向は練習をしていた。
僕は休憩をもらっていて、
冷水気のある外へ言って水を飲んでいた。
ついでに、汗まみれだったから、
頭から、水をぶっかけた。
きもちいい。
頭をタオルで拭きながら、
僕は、体育館の中を見つめる人に気づいた。
「…旭さんだ。」
何か思いつめているような、
なんか、寂しそうな顔をしていた。
僕は寄って、声をかけた。
「…あの、旭さ「うわ!!!」
そんなに驚かなくても…
「…もしかして、戻ってきてくれるんですか??」
「え?あ、いや。たまたま見たからさ…」
「…僕は、笠井優っていいます。」
「え?西谷と同じなまえ…」
「はい。そこは、もう運命を感じてますよー
えっとですね…僕も、一応、スパイカーなんですよ。ですから、エースと呼ばれる貴方のスパイクが見たいです。貴方から、学びたい。」
「っ!!」
(…居場所を…奪い返さないと…僕は…)
「…笠井…」
「はい?」
「…そう言ってくれるのはすごく…うれしい…けれど、やっぱり、オレは…」
「…逃げるんですか??旭さん…たかが、ブロック打ち抜けないぐらいで…破れないなら、破るまでしないと…何も先へなんか進みませんよ??」
ホントは、
これ以上、敵を作りたくない。
ただでさえ、日向で、僕の居場所は、奪われてるのに、
このエースが復活したら、また、居場所が…
そんなことを思う僕は、やっぱり、悪い子だ。。。
でも、
その敵を超えないと、僕の気が収まらない…
堂々と、コートに立てない…
だから、お願いします。
戻ってきてください。
何より、西谷先輩や、菅原先輩のために…
僕は失礼します。と、言い、体育館へ戻った。
「うお!!??笠井、ベタベタじゃねえか!」
「えっと。水ぶっかけました★気持ちいいですよ??」
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