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お風呂
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さてさて、
お風呂です。
僕はお風呂に行くのも怖くなって…
「優!置いてくぞ!」
「まっまってよ!!飛雄!!」
僕、足怪我してるの忘れてない??
叫んだけど、先に行かれた。
日向と勝負しに…
「…や…やだよっ…飛雄…!!」
怖いよー!
男の子だって、怖いものは怖い!!
僕は部屋で泣きそうになっていた。
「笠井ー早く入れよ?」
大地さんがそう言ってくるのが
トドメで。
「ううっ…無理ですう…」
泣いてしまった。
ああ。恥ずかしい。けど…無理。
さっき僕気絶したんですよ!?
「何泣いてんだ笠井!!」
「あー。大地さんが泣かしたー」
と、周りが言っていたら、
「ほら、行くよ」
と、手を差し出す、蛍がいた。
僕はその手をとって、
お風呂場へ向かった。
行くまでに、少し喋った。
情けないけど、蛍の服の裾を掴んでいた。
ほんとは抱きつきたい勢いなのだ。
「…どうしたの?置いてかれるだけで泣くなんて」
「ちっ…違うよ……その…」
「……(もしかして)。
あ。あそこに人「わあああああああ「ウソだよ。うるさい」
僕は抱きついてしまった。
「…そーいうことか…」
蛍は僕に怒ることなく、
むしろ、手を握ってくれていた。
「こうしたら、大丈夫?」
「……!ありがと!蛍!!」
「っ!!///」
「ん?」
「…いや。別に」
蛍って、やっぱり、優しいな…なんて僕は
思っていた。
そんな彼の優しさに僕は何度助けられただろうか…
脱衣所へ行くと、
二人の姿はなくて、
山口君がいた。
「ツッキーと、笠井じゃん。
どうしたの?手繋いでさー」
「あっ…えっと…」
「…なんでもないよ。さっさと入ろ。山口」
「?オッケ!」
うん。
やっぱり優しいなー…
なんて思いながら、
僕は服を脱いで腰にタオルを巻いた。
「…笠井って細いなー」
「え?それは、山口君も一緒でしょ!?」
「いやいや。君のほうが明らかに細いでしょ。」
蛍に言われたら勝てません。
三人で、風呂場へと行く。
身体を洗い終わり、湯船に使って
のぼせそうだったから、、出ようとした。
その時、
石鹸が置いてあったことは死角で見えなくて、
僕は思いっきり前へと転んだ。
ズッテーン!!
しかも一人で転んだわけではなく、
人を巻き込んだ。
「…っ…ごめん…飛雄…」
「…何してんだ…優…」
周りから見ると、僕が飛雄を押し倒したように見える構図となってます。
あまりにも、顔が近くて
僕は赤面した。
「…優?どうした?」
のぼせる寸前+赤面で、
僕の思考回路はショートしました。
そのまま、気絶。
「優!!??」
「あー。笠井がのぼせたー」
「…王様のせいだね」
「見てねえで手伝え!!!」
「…本日二回目だよね?ツッキー」
目がさめたら、
朝でした。
皆にめっちゃ謝った。
皆許してくれたよ。
てか、皆顔赤かった。
思いかえせば、
僕裸見られてるもんね。
ああ。
お嫁にいけない(笑)
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