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ビッチ×2(R-18・下品・リバっぽい)
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「カイーン、カイン、カイン、カイン」
玄関からドタバタと部屋を駆けずり回る声がする。
「カイーン」
無礼講にトイレのドアも開け、便器に座るオレの脚にしがみついたのはルームメイトのランジだった。
「馬鹿みたいな大声を出すな。あと、人がクソしてるときにトイレに入ってくんな」
「カイーン」
そんな俺に構わずランジは犬のように俺の名前を呼び、ぐずぐず鼻を鳴らし始めた。
「出会い系で会った男がハズレだったよーぅ。ソフトマッチョだったから会ってやったのにーぃ。実際、会ったらたぷんたぷんだったし、あいつ出会い系のプロフ写メ詐欺ってやった!」
「知らねぇよ」
俺を無視してランジはさらに続ける。
「あいつ、エッチもめっちゃ下手でさぁ。ねちょねちょした援交親父みたいな気持ちの悪いキスしやがって!たいしてローションもつけずに指突っ込んできてさ!『これがいいんだろ?』『あぁん、気持ちいいっ』ってなるかぼけぇっ!ガンガン突けばいいと思いやがって!こっちはオナホじゃねぇんだよ!前戯もセックスなんだよ!クソっ、思いだったらまたイライラしてきた!」
「うっせぇ、黙れ!俺も彼氏と別れてきてイラついてんだよ!」
俺も大きな声を出すとランジはきょと、とする。
「そういえばカイン、今日はデートだって言ってたねぇ」
「…そうだよ」
「別れたの、どの彼氏と?」
「あの、ベンチャー企業のやつ。イギリスからの帰国子女の」
「あー、身長190センチの高学歴メガネくんか!」
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