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(カイside)
あの後、行きつけの店に入ってラーメンをすする。
やっぱ仕事上がりはラーメンに限る!
「はぁー…にしてもさっきの葵にはビビった」
「まぁな。まさか仕事まで休むなんて思わなかった」
「だよな!今まで休んだのって、すばるくんが風邪引いた時だけだもんな」
それを他人の為に休むとかやっぱり考えられない。
「しかも真緒に冷たくしてたくせに家にまで…。謎だ…」
「何だかんだ言って、アイツ年下に対しては面倒見いいから。…本人は面倒くさいから嫌がってるけど」
「んー…まぁ、確かに。和希とか他の連中も慕ってるもんね。つか懐いてる感じ?」
だからと言って納得はできないけどさ。
真緒に対しては冷たくしてる所しか見たことない。
「…ツンデレなの?葵って」
「………わかりやすく言えばそうなるんじゃね」
そう言ってラーメンを食べる颯斗。
葵がツンデレとか…
「…まさかさ、えっちしてんのかな。あのニ人」
「ぶっ…」
何となくふと思った事を口にしたら颯斗がむせた。
「ちょ、大丈夫!?水水!」
慌てて手渡した水を飲む颯斗。
「おま…意外と鋭……」
「…え?」
「いや…。なんでもない…」
水を飲む颯斗を横に、俺はラーメンを口に運ぶ。
…若干伸びてる…
「はぁ…謎だなぁ」
次会った時色々聞こうとそれだけは決めた。
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