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(真緒side)
「おい、真緒。仕事だぞ」
ージャラ…
ベッド一つだけの薄暗い部屋。
冷たい鉄の鎖に両手首を繋がれて、俺は裸の状態で入って来た兄さんを見上げた。
…あぁ、また始まる。
”あの”時間が。
「久々じゃないか。真緒くん!」
「逃げ出したんだって?悪い子だなぁ」
そう言ってぞろぞろと入って来たのは数人のおじさん達。
いつもの、常連客だった。
「っ……」
…怖い。
でも逃げる事なんてできない。
「真緒、今日は良い薬が入ったんだ。…不感症のお前でも感じるほどの強い薬がさ」
ニヤリと笑って、兄さんはポッケから瓶に入った錠剤を取り出してきた。
「や、やだ…!」
飲みたくない、そんなのっ…
抵抗したら思い切り頬を叩かれた。
「お前に拒否権なんかねぇんだよ!」
「う…」
「どなたか飲ませたい方いますか?今日は逃げ出したお仕置きもあるんで、いつもより酷くして頂いてかまいませんよー」
兄さんの言葉に一人のおじさんが声を上げる。
その人は錠剤を口に含むと、俺に口移しで飲ませてきた。
自身の唾液を水代わりにして。
「んっ、んん…!」
気持ち悪いっ…
臭いと感触に吐き気が襲ってくる。
「はっ…真緒くん今日はたっぷり可愛がってあげるからね!」
「ひ…!」
その言葉を合図に幾つもの手が伸びてくる。
同時に体がかぁっと熱くなって。
「相変わらずすべすべだね。真緒くんの肌は」
「ここもピンク色で…」
「ぁ、あぁん…!」
両方の突起を別のおじさん二人に舐めまわされる。
いつもは感じないのに、さっき飲まされた薬のせいか声が止まらない。
「じゃあ、私たちはこっちを」
「あっ、ぁー…!」
伸びてきた手に下半身を揉みくちゃに触られて、ビクビクと体が震えた。
「ふふふ、真緒くん初めて精液出してくれたねぇ」
そう言って、おじさん達は俺の体についた精液をベロベロと舐めてくる。
その光景をカメラに録画してる兄さん。
「…っ、は…もう、やめて……」
体が熱に侵されてる中なんとか口にした。
でも、兄さんは冷たい視線を向けてくるだけ。
「まだ抵抗すんのか?クズのくせに生意気なんだよ」
「っ…」
カメラを持ってない方の手で髪の毛を掴まれる。
「…舐めろよ。この前みたいにな」
「んぅっ…」
唇に押し付けられる雄に俺はただ舌を這わせた。
「っ、ほんと…お似合いだな…」
「んっ、ふ…!」
俺の髪を掴んだまま腰を打ち付けられる。
「ぐ、んんっ…」
奥を何度も突かれて、吐きそうになる。
そんな俺を見下ろしながら兄さんは律動を速めた。
「全部、飲めよ!」
「んっー…」
ドクドクと吐き出される精液。
兄さんのが抜かれて、無理矢理口を塞がれる。
もう飲み込むしかなかった。
「次は…」
倒れこみそうになる俺の体を背後から抱き上げるとお尻に兄さんのが宛てがわれて。
そのままいきなり中へ入ってきた。
「あ、あぁー…!」
「くっ…」
痛みと同時に涙が溢れた。
「…真緒くん、すごくえっちだよ」
その姿をおじさんたちに見せつけるように兄さんは俺の足を大きく左右に開かせる。
荒い息遣いがどこからともなく聞こえてきた。
「どなたか入りませんか?中の具合は最高ですよ」
「!?」
「な、なら私が…!」
「いやいや!僕が先だ!」
兄さんのそんな台詞に我先にと声を上げる。
俺はやめてと言おうとしたが伸びてきた兄さんの手に口を塞がれてしまった。
「時間はたっぷりあります。順番にどうぞ」
「それなら…」
一人のおじさんが前に出てきて、勃ち上がった自身を取り出してきた。
それを見た時、体に冷や汗が滲んだ。
「ふふふ、じゃあ…入れるよ。真緒くんの中」
「っ…」
嫌だ…
助けて。
葵さんー…
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