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小スカ2
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「ぬ、脱いだよ……?」
あれからもぞもぞと服を脱ぎ終えたたくあんは、俺にそう告げた。
「そっか、じゃ、目開けていい?」
「………う、ん…」
目を開けるとそこには。
「……っ、きれいな身体してるんだね、たくあん」
真っ白な身体に淡い桃色の乳首。
顔を朱色に染め、相当恥ずかしいのか少し潤んだ大きな瞳。
たかが変質者、されど変質者。
想像以上にキた。
「だ、大輔しゃん…あ、あんまり見ないで……っ!」
極めつけには、恥じらいを隠せないこの言葉。
まいったな、酷いことをしてみたくなる。
「それじゃあ、おいで、たくあん」
「くぅん…っ!」
たくあんはくぅんくぅん可愛い声で鳴き、俺に抱きついてきた。
「こらたくあん、重たい」
「大輔しゃんっ…はぁ、大輔、しゃぁんっ…!」
息を荒くし、俺の首元へすりすり頭を擦り付けてくるたくあんはこれ以上ないくらい幸せそうに俺をぎゅ、と抱きしめた。
「俺ね、大輔さんがね、本当に本当に大好きなの……大輔さんも俺のこと、好き………?」
たくあんは不安気に俺を見上げてきた。
変質者なんか好きな訳ないだろう、と言うのがあたりまえなのだろうが、今の俺にはこいつが可愛くて可愛くてしょうがない。
「ああ…好きだよ、たくあん」
優しく愛でるように囁くとたくあんはブルっと肩を震わせた。
耳が敏感らしく、先程も可愛い反応をしていたのだが…
なんだか少し様子がおかしい気がする。
「どうしたの、たくあん?」
頭を撫でてあげるとまたもやビクと震え、足をもじもじと閉じたり開いたりしている。
…これは、もしかしたら。
「…だ、いすけ、さん…、どうしよっ、俺、おしっこ…したい……よぉ…」
やっぱりな。
たくあんは毎朝俺を起こしにきてくれた後に、すぐ用を足す傾向があった。
ん、でもちょっと待て。
こいつは変質者だぞ?なんでたくあんと同じなんだ?
「なあ、お前」
「っきゃん!?」
俺がたくあんに尋ねようとしたとき、突然たくあんが大きく鳴いた。
そしてそれと同時に、
「…お、お前、なにその耳…?」
今まで撫でていた頭に、ピンと立ったクリーム色のもふもふとしたものが現れた。
まじかよ。
これ、絶対あれだよ、耳、たくあんの耳だよ。
まだ寝ぼけているのかと思い軽くそれを引っ張ってみたが、全く取れない。
うむ、どうやら、この変質者は本当にたくあんだったっぽい。
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