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※健全受け4
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「なずちんすごいビクビクしてる」
そう言って華良ちゃんは右手で片方の乳首の先端ギリギリを焦らすように擦り、もう片方の乳首を口に含んだ。
「ひぅっ、ん!」
ぺちゃ…と音を立てながら乳首を嬲られる刺激に思わず身体が仰け反ってしまった。
全然そんなつもりはないのに、仰け反ったことにより更に華良ちゃんに乳首を押し付けてしまう形になってしまった。
「もっと強く舐めて欲しいの?見かけによらず強欲だなぁ」
「ち、がうっ…!か、華良ちゃんもうやめようよ?ねっ?」
話してる最中も舌先で抉られところどころ声が震えてひくついてしまう。
「むーり。それになずちん感じてるし」
「感じてなッ、あァン!」
感じてない、そう言おうとしたのに言葉にはならなかった。
華良ちゃんにぎゅっと強く乳首を潰されたのだ。
「ほら…乳首すごい尖ってる。もしかしてオナニーのときとか触っちゃったりしてるの?」
「し、しししてなっぁ」
頭がぐわんぐわん揺れる。
オナニー、という行為は以前華良ちゃんに強制的に教え込まれたから知っていたけど、実践に移したときは1度もなかった。
もしかしたら普通の男の人なら当たり前のことなのかもしれないけど僕には無理だ。一回だけ、本当に一回だけ先端に触れてみたときがあったけれど、あまりにも刺激が強すぎてそれ以降2度と触ろうとは思えなかった。
触れた瞬間流れた、あの感じたことのない甘美な痺れを今でも忘れることができない。
「…なずちんさぁ、この前俺が口頭で説明した自慰行為、やってないでしょ?」
「っっ!!」
華良ちゃんは時々かなり鋭いと思う。でももしこのままやってません、なんて正直に言っちゃったら行動が予測不能な華良ちゃんに何をされるか分からない。
それだけは避けたくて、僕は生まれて初めて華良ちゃんに嘘をついてしまった。
「や、やややったよ?ま、毎晩やってるもん…ははっ」
……慣れないことはしない方がいい、と心の底から実感した。
毎晩オナニーしてるとか…完全に変態じゃないか…。
そんな僕の言葉に驚いたのか、華良ちゃんは目を大きく見開いた。
でもその直後に華良ちゃんはにやりと不敵な笑みをこぼした。
華良ちゃんの視線が絡み、真実を見据えられそうで不安になる。
「こ、これで分かったでしょ?僕だって立派な男なんだってこと」
僕がそう言い切ると、華良ちゃんは掴んでいた僕の手をぱっと離した。
なんだか嫌な予感がする。
「へえ…そうなんだ。だったら、今ここでやって見せて?」
「…やって、みせ……る?」
「オナニーだよ」
華良ちゃんは再び微笑んだ。
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