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俺たちとマキ③
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バカ!
エッチ!
スケベ!
心の中で争っても、腰を抱かれた時点で抵抗らしい抵抗を出来ない僕ちゃんは、こうやってキスされるって分かってた。
華南は、キスが上手い、というかエッチに関してかなり経験豊富。
だから、直ぐにその気にさせられちゃって困る…。
困るんだ…、僕ちゃんの体は、僕の意思とは正反対で一度火が点くと止まらない、エッチな体だから…。
修二「ンっ…んウゥっ…」
自分でも分かる、今の僕はきっとうっとりした瞳で華南のキスに蕩けて、華南を喜ばせてる。
僕ちゃんの馬鹿ッ!キスだけで流されてる場合じゃないから!むつが起きちゃうし!
それにもうすぐマキが来ちゃうから!
こんなことしてたらすぐにバレちゃう!
マキは、なんでもお見通しなんだから!
だけど、華南の唇は離れるどころか益々熱く絡みつく、僕ちゃんの弱い所を攻めて、うなじをがっちり掴み、その手は徐々に下がって背中を抱いてさらに体を密着させる。
華南の逞しい筋肉の体に抱かれると、僕ちゃんの淫らな体は条件反射の様にドキドキして熱くなって。
華南「修二…」
吐息交じりの低音ボイスで名前を囁かれるだけで、キュンってときめいて腰が痺れて抵抗できない。
僕ちゃんの手は華南を押し返そうと胸に触れてるけど、その手から伝わる華南の鼓動とガッチリした胸板の温もりに、押し返す力が全くと言っていいほど入ってなくて…
華南の優しい眼差しに見つめられていつも流されて…
むつ「んあ?…お前ら…俺抜きでなに始めてんだよ」
不機嫌な寝起きの声が聞こえてハッと我に返った。
華南のせいで、むつが起きちゃったじゃんか!
華南の胸を押し返したけど、華南は離れる気はなくて、僕の腰をガッチリ掴んでる。
寝起きの悪いむつが、益々不機嫌に眉間にシワを寄せぶうたれる。
むつ「ずりぃ…」
昨晩むつは、仕事終わりの疲れた体を、エロ魔神と化した華南に散々喘がされて寝落ちしてたのに…
ズルイって…、むつも懲りない…
むつがそんなこと言うから、エロ魔神華南がニヤニヤしながら、僕ちゃんをむつの前に突き出した。
華南「ほら修二、むつにおはようの挨拶は」
修二「ちょっ、華南!もう直ぐマキが来る…」
華南「大丈夫大丈夫、まだ1時間あるし」
華南に強引に押され、むつに覆いかぶさる形になった。
むつの寝起きで寝癖がピョコピョコついた可愛いアッシュベージュの髪にドキッとして、そんな僕ちゃんのバクバクする心臓の音に気がつかないむつがちょっと不貞腐れた顔で近づく。
むつ「なんだよ、嫌なのかよ」
修二「違ッ…、嫌とかじゃ…」
むつ「俺におはようの挨拶は?」
修二「……ッ、むつ、おはよう」
挨拶したのに、そういうことじゃねぇってムスッと睨むむつは、「キスはどうした」と言わんばかりに怒るから、バクバクしてる心臓の音がバレない様にそっとキスをした。
軽く触れて離れたら、むつの顔は益々剥れた。
むつ「おい修二、これでお終いじゃないよな、華南とは濃厚でエロいのしてただろ」
修二「の、濃厚って…」
むつ「修二、俺にもしろよ」
命令口調の俺様なむつが拗ねてるのが可愛くて、ドキドキ心臓が煩い。僕にとってむつは、小学校時代からずっと片思いしていた相手。付き合えるようになった今になっても、心臓がいくつあっても足りない。むつが目の前にいることに緊張して酸素まで足りなくて上手く息が出来ないよ。
ドキドキドキドキ、何度キスしても、何度肌を重ねても、慣れてくれない心臓は爆発しそうに煩い。
命令され、睨まれるままに、むつの唇にキスした。
今度は触れるだけじゃない、寝起きのむつの温い体温を感じながら舌を絡め、濃厚なディープキス。
もう、心臓がバクバクバクバク鳴り過ぎて目眩がする。
僕たちの3人暮らしは、夢の様に甘くて心臓がドキドキしっ放しで…
キスに夢中になってたら、ゴリっと硬いものが僕ちゃんの太ももに擦りつけられた。
むつ「修二がエロいキスするから勃っちった。コッチもして…」
そう、いやらしい表情でニヤつくむつは、僕ちゃんの腰をがっちり掴んで股間をグリグリ押し付ける。
修二「バッ…そ、それは朝勃ちでしょ!僕ちゃんのせいにしないでよ!キスしろって言ったのむつじゃんか!」
むつ「修二がエロい顔すっからガチガチになっちまったんだよ。修二のせいだ。なぁ、華南」
華南「あぁ、むつとのキスが気持ちよかったんだろ、腰くねらせてエロい顔で〝俺ら〟を誘ってた」
バカじゃないのバカじゃないの!
僕ちゃん誘ってないし!!ちゃっかり華南も入ってるし!
修二「ちょっ、いい加減にしないと、マキ来ちゃうよ!」
むつ「そんなこと言って、修二のココ、濡れてんだろ」
むつが急に僕のを掴む。ガチガチに硬くて先が湿っめってるとかニヤニヤ言いながら、そのまま手を後ろに滑らせ、ズボンの生地が食い込むほど強く、谷間に指を突っ込むから、僕ちゃんの体はビクッと跳ねて仰け反った。
修二「やっ、あぁァンッ……」
ーピンポーン!!
その時、玄関の方でチャイムが…
ギャァッ!!
ほら来たッ!!
待ち合わせより30分以上も早いチャイムは、勿論友達のマキ。
こんな真っ赤な顔で〝あの〟マキと顔合わせたら、何やってたか一発でバレちゃうじゃんか!!
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