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俺たちとマキ⑤
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修二「嫌だよ!マキが持ってきたんだからマキが着なよ!」
マキが、ミニスカサンタの衣装を僕ちゃんに見せてニヤニヤしてる。
僕が全力否定すると、マキは、可愛子ぶりっ子しながら面白がる。
マキ「僕が着ちゃったらぁ、ほらぁ♪、百目鬼さんに怒られちゃうからぁ♪キャハ♪」
キャハ♪じゃないでしょ!!
修二「嫌だよ!僕ちゃん着ないから」
マキ「えー♪良いじゃん♪可愛いよぉ♪」
甘えた声を出すマキは大はしゃぎ。
華南はミニスカサンタの衣装を見て、妄想したんだろう、鼻血我慢して蹲ってるし!。
むつ「コラッ!!マキ!!修二から離れろ!!」
僕ちゃんの嫌がる声に反応して、むつが部屋から飛び出してきて怒ってくれた…。
けど…
マキ「きゃはは♪、むつ君首元キスマークだらけで下半身すっぽんぽんじゃん♪」
むつ「うっせーな!俺のせいじゃねぇーぞ。エロ魔神が暴走しやがって脱がしてきたんだ!」
僕ちゃんが2人を部屋に残し、玄関でマキの対応をしている間に、どうやら華南がむつを襲ったみたい。
本当、華南って底なしのスケベ。
むつ「ってか、マキ。その手に持ってるのなんだ?」
マキ「むつ君に着てもらおうと思って持ってきたんだよ♪ミニスカサンタの衣装♪♪」
むつ「はぁあ?、お前またそんなもんどっから持ってくんだよ」
マキ「ふふっ♪通販で買ったの♪♪」
むつ「またバカなことしやがって、百目鬼に怒られっぞ」
マキ「えー、僕の優しさなのにー。これ着たむつを見て、修二がドキドキしちゃって恥ずかしがって、サンタむつに押し倒されてエッチな気分になっちゃう修二の姿見たいだろうと思ってぇ」
むつ「マジ!?着る着る!!」
むつ…、また簡単に乗せられて…。
確かにサンタさんのむつは可愛いけど、その格好で僕ちゃん襲う前に、エロ魔神華南に襲われちゃうよ。
マキは直ぐこういう悪戯考えてくるんだから…。
どうして素直にクリスマスパーティー楽しみだったって言えないんだろう…。
マキの照れ隠しに気がつかないむつは、ノリノリでミニスカサンタの服に着替えてた。
華南は、マキの照れ隠しに気がついてたから、むつの生足見ても堪えようって必死だけど、心とは裏腹に、体が勝手に動いてむつの生足に触りまくってた。
僕ちゃんはそんな2人を放ってパーティーの支度。マキの持ってきた美味しそうなプッシュドノエルを箱から出して、食事の準備。
マキは、むつと華南がじゃれあってるのをゲラゲラ笑いながら、僕と一緒にテーブルの支度をしていた。
部屋には小さいけど、棚の上に置くだけのクリスマスツリーを飾り、いよいよパーティーの始まり。
僕ちゃんとマキはシャンメリー、むつと華南はシャンパンを持って、4人で仲良く乾杯した。
マキ「ねぇねぇ、僕も一口シャンパン飲みたいなぁ♪」
甘えた口調でおねだりするマキに、華南がシャンパンを隠す。
華南「お前はダメ」
マキ「ケチ」
華南「百目鬼さんに怒られるぞ」
マキ「帰っても百目鬼さん仕事で忙しいから、僕寝るだけだからバレないもん」
華南「マキは百目鬼さんと一緒のベッドで寝てるんだろ」
マキ「んふ♪羨ましいの?ダーリン♪」
華南「ダーリン言うな、お前のダーリンは嫉妬深い百目鬼さんだろ」
マキ「ふふっ♪怒られてもいいもん♪、そしたらお仕置きだってイチャイチャできるもん♪」
悪戯っ子みたいに笑うマキは、割と本気だろう。
マキは、百目鬼さんがあの強面の顔で怒鳴って怒ってもちっとも怖がらない。むしろ嫉妬してる百目鬼さんが可愛くて、嫉妬してお仕置きなんて、彼に好かれてて嬉しいと喜ぶ。本気で怒られたら落ち込む癖に。
むつ「なんだよマキ、百目鬼の野郎またお前を放ったらかしなのか?」
百目鬼さんが嫌いなむつが嫌そうにそう言うと、百目鬼さんを悪く言われたくないマキは、口を尖らせて反論する。
マキ「放ったらかしじゃないよ、お仕事だもん」
むつ「それを放ったらかしっつーんだよ」
マキ「違うよ、むつだって華南だって、お仕事のお休み合わせるの大変じゃん、でも修二を放ったらかしてるわけじゃないでしょ♪」
むつ「あったりまえだろ!俺と華南と修二はラブラブなんだぜ、百目鬼のバカと一緒にすんな!」
マキ「そうじゃなくて、むつも華南も忙しいけどちゃんと修二との時間作ってるでしょ。今日だって3人で丸1日休みなの久々でしょ。百目鬼さんもちゃんと僕を構ってくれてるし、この山が終わったら時間作ってくれるって…」
むつ「じゃあお前は百目鬼といつクリスマスすんの?明日?明後日?」
マキ「百目鬼さんは、お仕事頑張ってるの」
え?百目鬼さんとマキはクリスマス会やらないのかな?百目鬼さんが忙しいのは知ってるけど…
じゃあマキは、冬休みほとんど一人?
それを聞いたむつが、呆れたように怒りを露わにする。
むつ「フン!、恋人より、他人の浮気調査かよ」
マキ「お仕事だからね♪百目鬼さん真面目だし、腕が良いから♪」
むつ「あーあー、またヘラヘラしやがって。百目鬼の野郎マジでムカつくわ」
マキ「もぉー、僕がヘラヘラしてるんじゃなくてむつ君がプリプリしてるだけでしょ。むつはその物騒な拳引っ込めてよ。そんなこと言うなら、雪哉さん所の美味しい美味しいプッシュドノエルのケーキ食べさせてあげないよ」
むつ「ふざけんな!超楽しみにしてたんだから俺は食うぞ!」
マキ「あー!飾りのサンタ齧らないでよ!まだ写真撮ってないのにぃー!」
むつ「うるせー!どうせ百目鬼に見せる用だろうが!そんなんこの食い掛け撮っときゃ十分だ!。あっそうだ、マキと楽しくクリスマスパーティーしてるって百目鬼に見せびらかそう、あいつ嫉妬に狂って迎えにくるんじゃね?」
マキ「もぉー、だから、百目鬼さんは仕事で今本当に忙しいんだから」
むつ「知るか!」
マキ「むつがそんな意地悪するならいいよぉー、僕は修二とイチャイチャするから」
むつ「バカ!俺の修二だぞ!」
マキ「修二ぃー♪むつがイジメるから慰めてぇー♪」
むつ「マキ!テメェー!修二から離れろ!」
もぉ、この2人、ほんと子供。
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