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俺たちの始まりは【華南】13
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こんな風に緊張する事は今まで無かった。
修二を気遣って判断に迷った事は何度かあるけど、今回の事は、修二にバレたら確実に怒られるし、修二がどんな反応すんのかちょっと怖い。
どうしよう。
もし、惚れ薬飲んだ修二がめちゃめちゃ甘えて誘ってきたら…
修二『かなぁん…、あの…ね…、最近忙しそうで遠慮してたけど、寂しかった、もう我慢できなぁいよぉ…、体が熱くて、華南の大きいのちょぉーだい…』
ウォォォオオオオ!!!!!!
そんな修二も見てみてぇー!!!!
ハッ!?
でもそれって惚れ薬飲む前と違いすぎるから、俺に惚れてなかったって事にならねぇーか?!
いやいや、惚れ込んでるむつにもそこまでになったの見たことねぇし、あったとしても、媚薬飲んだ時か理性がぶっ飛んだ時…
大丈夫…、きっと大丈夫…
風呂場に駆け込んだ修二の後を追ったら、修二は脱衣所でまだ服を着たまま鏡を覗き込んでた。
惚れ薬に催淫剤の効果があるのか、それともむつとキスしたからか、修二の顔は真っ赤っか。
修二は、ドアを開けた俺に驚いてビクッと肩を震わせた。
修二「なっ、何?華南」
修二の奴、むつのキスのせいか惚れ薬のせいか分かんねぇーけど真っ赤な顔で発情しかけてる。なのに俺の顔見て甘えるどころか後退り気味。
まぁ、いきなりニャンニャンゴロゴロしてきたらそれはそれで違いがありすぎてショックか…
見てみてーけど、修二のニャンニャンゴロゴロ…
駄目だ、想像しただけで鼻血でそう…
華南「…いや、大丈夫かなと思って」
修二「だ、大丈夫だよ!」
華南「そんなにむつのキスは良かった?フラフラじゃん」
修二「ッ…、違っ…、」
真っ赤な顔で困り眉の修二が、一生懸命手の甲で顔を隠す仕草はたまんなく可愛い。
だけど、これは普段とあんまり変わらない。
華南「一緒に入ろっかな」
修二「バッ!…1人で平気だよ!」
あれれっ?
睨まれちった。恥ずかしがって睨むのも可愛くてたまんねぇーけど、…いつもの反応…
惚れ薬って効いてるんだよな?
華南「なぁ修二」
修二「な、何?」
一歩近づくと、修二は一歩逃げていく…
華南「キスさして」
修二「ふえ!?」
華南「キスしたくなった」
修二「ダ、ダメだよ、それだけじゃ済まないって顔してる」
ジリジリ逃げられると、ついついニヤついちまう。
華南「顔はしょうがなくねぇ?修二のことはいつでもキスしてーし、抱きてーし」
修二「ッ!?エロい声出すな!…、華南明日は仕事でしょ!」
否定の言葉を漏らしながら、赤らんで欲情に満ちたエロい顔してんのは修二の方なんだけどなぁ…
身をよじって逃げながら、その中は濡れて膨らんでるはずだ、服着てても分かる、そのエロ顔…
華南「修二は休みだろ?、キスぐらいよくねぇ?」
修二「なッ…、ダ、ダメです」
あぁたまんねぇ、ダメダメ言いながら俺に押し倒される想像して恥ずかしがってる修二っていつ見てもたまんねぇなー。理性が崩れ落ちるギリギリのことろ…、2年半も付き合ってんのにいつまでも初々しくて、ひん剥きたくなっちまう、真っ赤な顔してちょっと涙目で待って待ってって言いながら、修二の体は俺らを欲しがって濡れて溢れて柔らかくなって準備万端なのに、それが恥ずかしくて隠そうとする修二、隠せるわけもねぇーのに必死に「待ってッ」って、修二の待っては、〝もっと〟って言ってるようなもんなのに。
華南「ダメなのか?」
修二「ッ、一回許したら、そうやっていい声で迫って何回もキスしてきて、結局むつもとか言い出して朝までになっちゃうでしょ!」
惚れ薬は確かに飲ませた。
だけど、修二の態度はいつもと変わらない…
ってことは、この状況が、修二の惚れた状態…
俺のこともちゃんと好きってこと…
…ちょっと残念なような…すげー嬉しいような…
あぁ…やべー、今すぐ修二を抱きてー…
薬なんか使って確かめたりして、いつもと態度が変わらないと分かった途端、安心より先にチンコガッチガチに勃起するとか…俺ってマジで性欲魔人…
修二「…………、そんなに…したいの?」
修二の視線が下の方を向いて、俺のバッキバキにテント張ってるモノを見て顔を赤らめた。
華南「……あ¨ーー、ちげーからな、溜まってるからとかじゃなくて、俺は修二を…」
修二「馬鹿だなぁ、そんなの分かってるよ」
華南「……」
当たり前だとでも言うようにクスリと笑った修二。
普通の会話なはずなのに、俺はその答えが意外だったみたいに心に響いた。
不安で冷えていた所が、かじかんだ手で温かいスープを飲んだ時みたいにジワッと熱が灯る。
俺は、何を心配してたんだろう?
誠実で優しくて真面目な修二の、何を不安がってたんだろう…
修二が、大好きなむつと付き合ってたいから、だから〝ついでに〟俺と付き合ったとでも思ったのか…?
ねぇーだろ、修二はそんなことする奴じゃねぇーだろ。
分かっていたのに心配になったのか…?
自分で作った始まりが欲まみれだったから…
華南「ッ、悪りぃ…」
修二「…………華南」
俺の不安を完全に修二に気づかれた。
修二が心配そうな顔で俺の手をそっと握る。
細い手の温もりに何故か泣きたくなって、それなのにチンコはギンギンで痛いくらいで…
華南「あ¨ー…、修二、風呂入っといで、でないと襲っちまいそーだから…」
欠片の理性を振り絞ったつもりだった。
だが、修二は俺の予想と違ってムスッとして。いきなり俺の頭をグシャグシャに撫で回すからびっくり。
華南「わっ!?な、何!?」
修二「華南らしくない!」
えー!そんな人をいつも盛ってるみたいに…
華南「えっ?!いや、そりゃ、襲ってばっかかもしれねぇーけど、俺だって我慢くらい出来るぞ!」
修二「我慢し過ぎて限界って顔してるくせに」
華南「いやいや、俺そんな顔してる!?」
修二「してるし!マキには相談してきたんでしょ?」
華南「ッ…」
修二「そんなになるなら我慢しなきゃいいじゃん」
華南「……いや、でも修二きっと嫌がる…」
修二「嫌がってない、嫌がるわけないだろ」
華南「でも今も…」
修二「ッ!?…、馬鹿…、恥ずいんだよ…。それに、華南、最近仕事大変そうで疲れた顔してるし…、寝不足も良くないでしょ…」
華南「……修二とイチャイチャできたら、疲れなんか吹っ飛ぶんだけどな…」
修二「すぐそういう風に…」
華南「いいよ、無理に最後までなんてしねぇーよ、俺は修二が好きなだけで、修二に甘えたいだけ。キスして抱きしめさして…」
修二「…………」
何か言いたそうな修二の尖った口。
だけど、修二はそっと俺を受け入れて、恥ずかしさで震える唇を重ねて抱きしめてくれた。
どうせ最後までするんだろとか思ってるのかな。
いや、してーけど、今日はしない、だって修二が甘えさせてくれてんのに…
いや、俺の息子はヤル気満々こビンビンだよ?でも大丈夫、我慢くらい出来る。
出来る…よな?俺の息子よ…
修二「ッ…、馬鹿…」
修二の吐息は熱を帯びて甘く縋り付く。
一度で終わると思ったキスは、引き込まれるように何度も何度も繰り返されて熱くなる。
華南「っ…、しゅ…」
修二「ッハァ…、ん…」
修二からのキス。
いつもは俺とむつが襲っちゃうから滅多にお目にかかれない。
んだけど…、なんか濃厚過ぎやしませんか!?
俺、今さっき我慢するって言った理性が崩れ落ちそう!!
華南「ぷはっ!。ちょっ、修二く…」
修二「馬鹿だな華南は、…僕ちゃんにだって限界はあるんだよ」
キスに夢中のトロ顔でそう言った修二は、艶っぽいエロ顔でもう一度俺の唇にカプッと可愛らしく噛み付いてきたッ。
!!!!!!!!!!!!!
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