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まだまだ遠いい……
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『本当のマキ』とは?
なんでも見透かしてヘラヘラ企んでる癖に、好きな人には本音が言えなくて、泣くことも出来ずに意地を張る馬鹿たれちゃん。
だろ?
ーー数時間後ーー
ユリに案内されたのは
ユリの一人暮らししてるアパート。
その一室の玄関を開ける。
そこには、マキの本当の姿とやらが……
マキ「ふふっ、もう、修二は感じやすいだから…」
修二「ッ…、…もぉ…やめ…」
修二をうつ伏せに組み敷いて服の中に手を入れ、いやらしい手つきで腰のあたりを弄るマキの姿。
そして、それをアワアワオロオロ止めようとしてる、つよし。
つよし「マママママキさん!!ちょっ…、そ、そそ、そういうのは!…」
そして
それを見て固まるユリと…
…俺。
な、、、なにやっとんじゃッ!!!!
マキ「いいじゃんいいじゃん♪修二の体がどんどん甘くなってて、二人にドロドロに愛されちゃってるんでしょー♪んー♪♪このくびれ美味しそう♪♪」
修二「あっ…、…ッッ…やぁッ…」
マキの正体。
魔性のエロエロ女王様。
賢史「ユリ、お前が見せたかったのは、マキの浮気現場か?」
ユリ「ちっッ!?ちちち、違うわよ!!」
賢史「おっ、今の吃りつよしにそっくり」
ユリ「ちょっと!目が死んでるわよ!現実逃避しないで!」
賢史「ア、ハ、ハ。コノ、現実ヲ直視シロト」
ユリ「やぁんッ、カタコトになってるー!」
ユリが、こんなはずじゃなかったと涙目で俺の体をゆすってくる。
俺はこの現状をどう処理すりゃいいんだ。
修二の腰ほっそいなぁ…。いやいや…ってか、
マキは、ヘラヘラ危なっかしいが、なんだかんだ問題はあるけど、神のこと心底好きでいると思ってたのに…
これならやっぱマキは神に相応しく…
ースパーーン!!
唖然とする俺の前で、突然破裂音のような音が部屋中に響いて、マキが床にずっこけた。
泉「なにやってんですか、焦げますよ」
うわっ!出たッ!!
水森泉!!
眼鏡をキラリと光らせて、冷たい眼差しでマキを見下ろす水森泉の手には、スリッパが握られてた。さっきの破裂音は、水森泉がマキをスリッパで叩いたからか…。
マキ「痛ぁーい」
泉「ふざけてないで、さっさとオーブンから出さないと」
オーブン?
なんのことかと思ったら、マキと修二の絡みに驚いて気付かなかったが、部屋の中には甘く香ばしい匂いが充満していた。
ん?なんだこの匂い。
俺とユリの存在に気が付いてた水森泉が、つよしに教えると、つよしが俺たちのところまで出迎えに寄ってくる。
つよし「わぁ、賢史さんだ。いらっしゃいませ」
賢史「よぉ、つよし。お前らなにやってんの?」
床に倒れてるマキを呆れながら指差すと、つよしは慌てて両手と首をブンブン振った。
つよし「ち、ち、違います!あれは、ふ、ふざけただけで、マ、マキさんはお菓子が焼き上がるのを待つ間、ま、マッサージしてただけで!」
賢史「お菓子?」
つよし「そ、そうです、ら、来月の…」
マキ「ちょっと待ったつよし!!」
マキが止めようと叫んだが、水森泉がマキの体を踏みつけて、つよしに続きを言うように即す。
相変わらず、マキに甘いんだか冷てーんだか分からない眼鏡だ。
つよしは、水森泉の行動にビクッと怯え、マキの睨みに怯えながら、恐る恐る口にした。
つよし「バレンタインの練習してたんで、い、いかがわしいことはしてません」
十分いかがわしかったんだが…
バレンタインの練習?
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