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飲みに行ったら… 1
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…飲んでから数時間後
波留はアルコールが入っていないから酔ってはいないが
まだ慣れていない光樹や疲れているからアルコールが効いている真尋などは大分酔っていた
「だからぁ、俺は言ったんすよぉー……なんれぇーここでこうしないんだぁーって」
光樹に至っては正常に呂律が回っていない
「はいはい、解った解った。」
清が光樹を軽くあしらい、自分の酒をぐいっと飲む
「お前はまた話を聞かないー。」
真尋も顔を赤らめながら、羽柴に同意を求める
「そうだな。清はもう少し人の話を聞いた方がいいのかもしれないな。」
羽柴は酔っていないからなのか、真尋の背中をさすりながら清に言う
「なんで怒られるんだよー。」
左隣で繰り出される会話を聞きながら、波留はマスターが作ってくれた料理を黙々と食べた
(…オムライス、美味しい。)
ふわふわのオムライスを食べていると、店の扉が開き波留達とは別の人物が店内に入ってくる
「……。」
カウンターに座る波留を横目でみてから、奥のテーブルへと彼等は座った
(なんか…静かな人達だな…)
チラリと彼等を見てからまた食べる作業へと波留は戻った
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