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飲みに行ったら… 8
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それから少しして…
羽柴会長の部下がバーにつき、波留達はそれぞれの家へと帰る
波留は家に着く頃にはすっかり酔いが回りきっており、猇に抱きかかえられながら清達と住む家に帰宅した
「波留ー?着いたよー?」
清が波留の頬をつんと突つきながら教えてくれる
「…んー。うーん」
猇の首元に顔をうずめる波留に清がショックを受けたような表情に変わり、猇を睨みつけた
「昼間はあんなに優しかったのに。猇のばーか。あほー。」
「負け犬の遠吠えだろ、それ。」
勝利の笑みを浮かべる猇に清はある事を思いつく
「あっ‼︎…じゃあ波留、今日どっちと寝たい?」
「……んー?……こうがいいー…。」
ぎゅーっと抱きつく波留に清は今度こそ敗者の表情を見せた
「…波留のばか。」
「酔ってるだけだろ。…1日経てば綺麗さっぱり忘れてるさ」
猇は波留を抱き直すと、靴を脱いで自室へと向かって行く
「…明日は俺と寝てもらうもん。」
「それは、波留にお願いしろよ。」
「言われなくてもするよっ‼︎…じゃっ、おやすみっ‼︎」
清は拗ねた子供の様な顔をして、波留達と別れると、自室に入っていった
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