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紹介 4
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「あら、2人とも久しぶりねぇ」
そこに立っていたのは、前が大きく開き、太もも辺りからスリットが入った赤いドレスを着た女性
「あ、紫乃(しの)だー。」
「相変わらずの服装だな…。」
2人が紫乃と呼ばれた女性の前に立つ
「今日は、きちんとした用事でこの格好なの。あ、そうそう、さっき女の子達が呼んでたわよ。」
「また、仕事の情報集め?」
「えぇ。そんなとこ。…あら?そちらの子は?」
ふいに彼女と目が合い、思わず身体が強張る
「あー。昨日、羽柴の親父から許可をもらって入った新入りの成宮波留」
清が波留の説明を簡単に彼女に済ませると、彼女が腰と胸を揺らしながら目の前にやってきた
「ふーん……。可愛い顔ね。」
波留のあご骨を持ち上げ、猫を撫でるようにさすりながら言う
「……っん…」
その手の動きが気持ち良く、波留は小さく声をあげて反応を示す
「あら、此処が好きなの?…じゃあこれはどうかしら?」
そう言った瞬間、彼女が俺の唇を塞ぐ
「んんぅっ‼︎…っ‼︎…んぁ…ふぅ…ん」
(ウソだろっ‼︎)
「あー、あー、始まっちゃった。紫乃のキス魔癖が」
くちゅ、ぴちゃという水音が耳に貼り付き、女性にキスをされているという2つの恥ずかしさに腰が抜けそうになる
「…ん…ふぁ…んぅ…」
「紫乃ー、それぐらいでやめてー。波留の腰が抜けちゃうから」
清が少し困惑した表情で彼女に言い、言われた通り波留の口から柔らかい唇をゆっくりと離す
「…っぁ。…ん、いい顔。」
波留の口から少し出ている舌からは銀色の糸が引かれ、何ともいやらしい
「…っはぁ…はぁ…っん…」
だらしない事に波留は彼女の腕に捕まりながら、荒い呼吸をつくことしか出来ない
「…波留くんだったかしら?清達の相手をするのは大変でしょう?」
「どういう意味だよー、それー。」
「そのままの意味よ。…手荒な奴等だけどいい人だから…よろしくね。」
波留は、こくりと頷くと入れ替えで近くまで来ていた猇に担ぎ上げられる
(俺、この三日間で何回ディープやってるんだよ……)
猇の首に腕を回しながらそんな事を思う
「…じゃあ、私は仕事に行くから。ばいばいー、3人とも」
ひらひらとドレスの裾を揺らし、ヒールの音を軽快に鳴らしながら紫乃は去っていった
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