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我が家 2
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アパートの階段を上がり終え、久々の我が家のドアの前に立つと深呼吸を着いた
「……よし。」
心を落ち着けて、鍵を開け室内へと入る
(…いない。)
待ち伏せされていたり、突然の訪問をしてきた先輩の姿が見当たらないため、更に安心した
「…部屋の片付け、済ませちゃお。」
自分が持てる程度の小さな荷物をまとめるため、波留は部屋の中を歩く
***
ほんの少しして波留が寝室へと向うと、玄関の扉が閉まる音が聞こえた
(清と猇かな?)
外にはネームプレートが貼ってあるし、一応2人には部屋の号室を伝えてある
波留は寝室から顔を覗かせ、彼等の名前を呼ぼうと吸いこんだ息を思わず息を飲んだ
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