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新生活 4
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波留は紫乃が持つ愛車の真っ赤なスポーツカーに乗って、彼女の好きなカフェへと向かった
「ところで紫乃さんっていくつなんですか?」
サングラスをかけながらハンドルを握る彼女に問いかけると楽しそうに答えてくる
「何歳に見えるかしら」
「……キヨよりは年下に見えます。」
「あら、嬉し♡…実はキヨと猇より年上よー。真尋と同い年なの」
「真尋さんと!?」
「そんなに驚くことー?でもそれだけ若く見られてるのね、私って。日々の努力が実を結んでるって事か…」
嬉しそうな紫乃が自分の唇に指を当てるとその指を波留の唇に重ねてきた
「っん‼」
「嬉しかったからキスしたかったけど、運転中だからこれで我慢するわね」
いきなりの事で驚いたが、彼女が楽しそうなのであっさりと許してしまう
「あ、ほら見えてきたわ。あそこのカフェが私のお気に入りなの」
そう言って紫乃が一軒の店を指差した
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