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カフェ 5
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「じゃあ、2人が心配してるからそろそろ帰ろうか。」
紫乃の横で小刻みに震えるケータイを見て彼女が投げかけてくる
「…全く、別に何もしていないってば」
ケータイの画面に向かって少し怒った様に言う紫乃は波留にその画面を見せてくれた
そこには、キヨとのやり取りが行われておりスタンプやら吹き出しやらが飛び交っている
「もうすっかり懐かれちゃってるわね。2人に」
苦笑いで彼女にケータイを返すと、不意に自分のケータイが気になりカバンの中から取り出す
「……あ、着信が来てたのか。」
画面をスライドさせて、着信歴を見て呟くと一件のメールが送られてきた
「……?」
不思議に思い、何気なくそれを開くと俺は思わず足を止める
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