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呼び出し
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七月も後半になった頃、波留達三人は会長の屋敷に呼ばれた
「…何かな?呼び出しって…」
後部座席に座りながら波留は前に座る二人に聞くと2人は楽しそうに口元を緩めた
「ナイショ。…親父が話してくれるからそれまで楽しみにしててよ。」
「なにそれー。俺だけ知らないのー?」
「…俺達は毎年恒例の事だからなー…。実質波留だけが知らない事になるね。」
自分だけが解らない毎年恒例だという行事…
「…解った。キヨの言う通り楽しみにしておく。」
波留は清にそう返事を返すと、車内窓から見える外の景色を眺めながら屋敷に着くのを待った
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