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朝食 3
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2人からもらった料理を嬉しそうに食べていると、ふいに紫乃が猇に質問を投げかけた
「…そう言えば昨日は勝てたの?」
「あー…、負けた。惜しかったんだけどな。」
「ほら、言ったじゃない。って事で今日は私に付き合ってもらうわよ?」
「解ってるよ。……ったくあの親父」
椅子の背もたれに寄りかかり、重いため息を吐く猇
「昨日、何かあったんですか?」
波留は隣で嬉しそうに頬杖をつく紫乃に聞くと、彼女は明るい声で答えてくれた
「昨日ね、会長と猇の2人でビリヤードの対決やってたの♡勿論、条件付き」
「条件…?」
「そ、条件。…明日1日私や組の女の子に付き合って荷物持ちをしてもらうっていう条件をねっ♡」
(…それは大変だな。)
「…でもなんだか楽しそうですね。買い物も、ビリヤードも」
すると、紫乃がウインクをしながら「楽しいわよー♡」と言ってくる
「今日はダーツだっけ?…波留くんも用事がないなら今日1日私と猇に付き合わない?」
「いいんですか?」
「勿論よ♡ …ね?猇」
「あぁ、むしろいてくれた方が俺も嬉しいからな。」
そんな事を言われては断る訳にはいかないだろう
「…ありがとうございます‼︎」
波留は満面の笑みで2人に返事を返した
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