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4人
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髪を乾かし終えると、波留は再度2人の様子を見にいった
部屋の扉をノックして、数センチ開けると清は柊に向かって何かを教えていた
「キヨー…?柊くーん?」
そこから声をかける
「あ、波留。」
すっかり打ち解けたのか2人は揃って顔をこちらに向けた
「波留兄ぃ、清って凄いな。」
「……え?」
訳も分からず首を傾げると、柊は参考書をこちらに見せてくれる
そこには"君は何問解けるかな?the難問チャレンジ"と書かれたページに数式が何列にも連なっていた
「清ったらこれ、解けるんだぜ。」
「……どれどれ?」
参考書を覗き込むと、難しそうな問題に頭を抱える
「…本当に解けるの?キヨ」
チラリと覗き込むと清は楽しそうに口角を上げて微笑むと頷いた
「一応ね。」
意外な一面にキョトリとしながら、確認で猇の方を向く
「猇は解ける…?」
すると清が吹き出して笑い、猇はため息をついた
「はぁ…。俺が解けるわけないだろ…」
「猇が解けるって言ったら俺、真尋とかけてるわっ」
「おいコラ」
2人のじゃれあいが始まり、柊が波留の服の裾を小さく引っ張ってきた
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