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new家族
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あれから数日、波留達に新しい家族ができた
「レイー、ご飯」
名前を呼ぶと直ぐに走ってやってくる
「にゃーぉ」
そう、あの時の白猫だ
だいぶ猫の生活環境が整えられ、レイも幸せそうだった
レイの名ずけ親は波留で、雨の英単語であるレインをとって“レイ”
出会ったのが雨の日だったから
「ふふっ、美味しい?」
波留は餌を美味しそうに食べるレイの背中を優しく撫でると、レイは一声鳴いた
「すっかり懐いちゃって…」
朝食を食べていた清と猇は波留に向かって微かに笑う
「だって可愛いんだもん」
レイの愛くるしい仕草に波留の心は鷲掴みにされていた
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