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思い 3<真尋、光樹視点>
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「お、おい光樹‼︎」
光樹は俺の手を引いて瀬戸組のアジトに入ると組長室へと俺を放り込んだ
「っ‼︎」
放り込んだ否か、部屋の鍵を閉め俺をキツイくらい抱き締めてくる
「…真尋さん。この間はあんな事して本当、ごめんなさい…あんなの、レイプと一緒っすよね。」
今にも泣き出しそうな声だった
「真尋さんの事…大事に、したかったのに。」
光樹は俺の髪を撫でながらさらにきつく俺を自身に寄せる
「っ光、樹…、苦しい」
流石に苦しくなった俺は、光樹の胸板を叩き少し間をあけてもらう
「す、すみません‼︎…」
バッと俺から手を離し解放すると俯き、目を一向に合わせようとしない
「みつ…」
「俺、…もう真尋さんの隣にいれないっすよね。無理やり抱かれた訳だし…真尋さんの事なんか御構い無しに…だから俺っ」
(あぁ、抱いたな。…俺の意識が飛ぶくらいには)
あの時のことを思い出し苦笑いをすると、俺は光樹の頬に手をやった
「っ‼︎ 真尋さっ‼︎」
その行動に思わず顔を上げ俺を驚いたように見た
「紙切れ一枚で辞めれるほどヤクザは簡単にできてねぇよ。」
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