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怜と雪斗 雪斗side
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「じゃあ、委員長は誰がやってくれるかな?」
「怜やれよー。お前トップ入学だろ~」
「俺無理~。俺委員長何かやったら帰ってアニメ見る時間減るじゃんかぁ」
笑いが起きた。
怜はクラスでかなり人気だ。
ムカつくけど、恋愛対象にもしてる奴は沢山いる。怜自身気づいてないみたいだけど…。
入学当日、女子校の前を通ったら騒がれた。それを良く思わない奴が多くて直ぐ、クラスで浮いた感じになってしまう。
その時は別に何も思わなかった。ただ、可愛い子いたなぁ。代表挨拶してたなぁ。って考えてた。その子と同じクラスになれた上、前の席なんて…。
運命かと思ったりもした。
いやいや。なんかゲイみたいだぞ、俺。
しばらくして、その子が入ってきた。ああ。やっぱり可愛い。
何だか口数少ないって感じのイメージだった。真っ暗な目には何もかもを吸い込んでいきそうな、そんな感じ…。
「なぁ。あんたさぁ…」
いきなり話かけられた時はビビった。でも、今俺は良いイメージがないみたいだから無視した。何か悔しいなぁ。
そしたらいきなり首を無理やり前に向かされて痛くて、どなりそうになった。
その時の怜の顔は不機嫌極まり…。だった。
名前を聞かれたから答えた。俺のせいでこの子変な噂流されたりしないかな?
怜は気にしないって言ってるけど…。
「気にしない。今日から宜しくな。my friend」
「いつからなった!?」
「今」
ついつい笑ってしまった。想像してたのと違うけどやっぱり可愛いなぁ。
可愛くてしかたなかった。部屋に行ってみたいし…。来て欲しい。
行ってイイか聞いてみたけど駄目だったし、駄目元で来て欲しいと言ったらおkしてくれて思わず「やった!」って声を出してしまった。怜は気にしてないみたいで表情一切変わって無かったけど…。
で…。あんな事になっちゃったけど…。やっぱり怜は気にしてないって…。
いいのか、悪いのか?
これから怜がご飯作るって言ってくれてるから大丈夫なんだろうけど…。
俺…怜が好きみたい…。
「雪斗と一緒なら良いけど?なぁ雪斗」
「えっ!俺?」
いきなり降られ動揺してしまう。
周りの目が痛いけど?
まぁ結局違う奴になったけど
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