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好きだから好き 雪斗side
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「ねぇ。怜、キスしていい?」
最近の俺の口癖。
怜には毎回断られる。当たり前か…
好きになってから2ヶ月経つ。もう、6月下旬で暑くなってきてた。プールももう直ぐで有るから楽しみだ。
「何で俺の事そんなに好きなの?」
今日の晩御飯は【怜特製冷やし中華】
怜の大好きな野菜とハムが沢山のってる。
怜はトマトを口に運び乍俺にそんな事を聞いてきた。
好きの理由…?
そんなの無い。好きだから好きなんだよ。まぁ強いて言えば、怜のおかげで学校生活が楽しくなったから。
きっと、入学当日に怜が話し掛けてくれなかったら俺はずっと1人だった。
だからって変だけど好きになった。
「好きだからだよ?」
「答になってない。」
「俺にとってはちゃんとした理由だけど?」
「馬鹿」
怜はほんのり顔を赤くした。
最近怜は俺に対してギクシャクしてたり、何気に照れたりしてた。
まぁ。可愛いからいいけど…。脈ありかな?
あと、怜が変わった事は髪を結構バッサリ切った。肩よりずっと下にあった髪は、肩にかかる程度の長さになった。
可愛い。
「なぁ。雪…。」
「ん?」
「………」
「怜?」
怜は言おうか言わまいか悩んでいるみたいだった。
俺がずっと頭に「?」を浮かべてたら怜が箸を置いた。そして立ち上がり俺の横まできて座った。
「どうさたの?怜」
笑い掛けると怜はもじもじしだした。ヤバい、可愛い。
「あの…さ。今週末家に帰ろうかなって思ってて…。んでー。良かったら来てみないか?」
「いいの!?」
「義母さんには許可は貰ってる。人数決まり次第教えろって…。」
まぁ。行けるなら行きたい…。
怜…部屋にはまだ入れてくれないのに…(笑)
「怜が良いなら行きたいなぁ」
「いや…寧ろ来て欲し…」
そこで怜はハッとして「何でもない!」って顔を赤くさせた。
可愛いってか、犯したい。
嫌われるかなぁ?でも、勃ってきてしまった…
「れい…」
そっと頬にキスを落とした。
怜は真っ赤な顔をしてる。本当に可愛いなぁ。
「また勃ってるし…。」
「またぁ?」
ふふっと笑うと怜は少し距離をとるように座った。対面するように座ってどうするんだろう?
怜はずっともじもじしてるし…。
「また、抜きあいっこしたりする?」
怜は手を小さく震わせ上目使いで聞いてきた。
直視したらキュン死にしそう…。
「ふふ…。怜が良いならね?」
「…///好きにしろ!馬鹿」
「好きにする~」
怜デレ期だね。
まさか怜から誘ってくるなんて…
「ヤる前に…。本当に何で俺なんだ?お前なら女選び放題だろっ」
怜もだけどね
「好きに理由っている?全部が好きじゃ駄目?男だから駄目なのかな?俺は怜だから好きなんだよ。好きだから好きなの」
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