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あのあと、僕は案の定、あの二人に犯された。
素っ裸のまま連れ込まれたビルの隙間に座り込んでいる。
あー、そろそろ家探さないと。
脱がされた服を集めて、着て、街へ戻った。
こんな街でも親切な人はいて、道を聞いたら教えてくれた。
はじめからこうしてたら良かったのに。
家の近くまで来られた。
もう日は落ちきって、月がきれいだ。
神谷は・・・ううん。忘れるんだ。
玄関の扉を開けると、兄貴がいた。
「輝!!」
かなり険しい顔をしていたのに、僕を見た瞬間ぱっと安心した笑顔になった。
「よかった!帰ってこないのかと心配した・・・」
「ごめん、・・・・・・・・・・・・神谷は?」
かなり聞くのをためらったけど、一応聞いてみた。
「あいつならおまえを追ってすぐに出て行ったぞ?」
「?!」
僕はすぐに家を出て、街の方へ走った。
もし、僕みたいにおそわれでもしてたら・・・!
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