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自慰※R15
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結局人間、どんなに悩んだり苦しんだところで、睡眠欲と性欲には勝てないってなもんで。ギター触ってノリノリになってきたら、だんだん体があったまってきて、アドレナリン出まくりだったのかなんなのか、急にむらむらしてきて、まあ、ほら、部屋の壁薄いしー?遠慮ー?してたけどー?昨日はそんなのも気にしなくていい日だったわけで、…ね?
フツーにオナニーして寝ました。
何が恐ろしいって、ちんこいじくってんのにケツがじんじんしてきて、何か突っ込みたくなったことかな!
もう男やめるか。ちんこ取るしかねーか。頭の中だけじゃなくてさぁ、俺の体にまでこんな、愛の跡を残されたらたまったもんじゃねーよ。アナルにちんこつっこまれてひんひん言って悦んでた俺を殴りたい、必要のないことを覚えた。ちんこだけじゃなかなか、イけなかった。くそが、くそが!!どうなってんだよ、俺のケツは!
自分でケツの穴に指つっこむのは、なんか負けた気がしていやだった。だから疼いてたまらねーそこを誤魔化すように、前だけを擦って出すもん出した。なんかもやもやした気持ちのまま今日もバイトに行き、働き、出してもらったまかないを食って、働き。んで帰ってきてギターを触るっていう一日。…今日もとなりの部屋に人の気配はない。大輝が二日も連続で家をあけるのは、こっちに越してきて初めてのことだった。
しん、と、静まり返ってる部屋が嫌い。時計の針の音、うるさいのも嫌い。ギターをスタンドに立てかけて、 ベッドにとびこんだ。
「………………はあ、オトコノコって大変」
ごそごそ。別に隣人がいねーならエッチなことをしてもいいじゃん、このクソ薄い壁の向こうに誰もいねーなら、声が聞こえる心配もないわけだし。
今日もバイト、疲れたな。
大輝どこいってんのかな。
布団、明日干そうかな。
そんなことを考えながら、パンツの中に手を突っ込む。
仕方ないじゃん、ほぼ毎日セックスしてたんだぜ?
それが突然なくなったら、下半身だって寂しくなるわ。
ふにふに、ふにふに。ちんこを撫でてみたり握ってみたり、擦ってみたり。少しずつ硬くなって、おっきくなるそれは手のひらを通じて分かるんだけど、ちんこが反応してきたら、また……また、まただ。
ケツの奥が疼く。
気づかないふりして、ちんこをいじる手のひらに意識を集中させる。ケツが疼く?気のせい、気のせい、……
クッソ!!!
全部愛のせいだ。俺に男の体を教え込んだあいつのせいだ。疼く、触りたくて仕方ない、何か突っ込みたくて仕方ない、イイとこ、奥まで、咥えたくて仕方ない。俺、ダメだ。むちゃくちゃだ。
男のくせに、女みたいに穴に突っ込まないと満足できねーなんて病気だ。最悪だ。でも一回、前立腺の良さを知ってしまったら、ケツがだらしなくなっても仕方ないよな。仕方ない、仕方ないんだ。全部愛のせい、俺のことめちゃくちゃに犯したあいつのせい、だからこんな、バカみたいな体になったんだ、そう、だろ。そう思わないともう、自己嫌悪でなにもかも嫌になりそうだ。
ダメだ、ダメだ、これやっちゃったら戻れなくなる。ほんとのほんとにこの先付き合う人間、セックスする人間、女じゃ物足りなくなっちゃう。男じゃないとダメになっちゃう。俺、ゲイなわけじゃないのに。愛だから、って思ってたのに。まただ、心と体が交わらない。愛だから、愛だからケツなんかほじくられても悦んでたっていうの?おい、バカ、西浦恋のバーーーーカ。
恋だって錯覚した。キスも余裕でできた。あいつのちんこも抵抗なく握れた。そのまま流れるようにケツをどうにかされても、特別おかしいことだとは思ってなかった。いま考えるとそうとうヤバイことを平気な顔でやってたもんだな、と思う。
その結果がこれだよ。
疼いてたまらない。奥まで欲しくてたまらない、俺のイイとこ、愛は知ってる。ゆっくり抜かれるのが好きだった、そのあとそこを突かれるのも好きだった、愛、ばか、お前のせいでとんでもないからになっちゃったじゃねーか!
だめ、だめ、だめ、わかってる、もう戻れなくなるとおもう、だめ、わかってる、ほんとに女と付き合えなくなりそうなんだもん、なのに、そんなのどうでも良くなってくる。性欲っていうのは最強だ。目先の気持ちいいことを優先してしまうんだから。
そ、っとちんこを弄くり回していたこの右手、睾丸をスルーしてその先へ。
あ、ローションとかねーや。ぬるぬるするもん、なんもねーな。左手の指に唾液を絡める。脚、がっつり開いて、死にかけのカエルみたいなんだろうな。いまの俺。
「っ、…は……。」
どきどきしてる、はじめて、自分のケツに指突っ込むわけだし、つーかもう、だからあーー、もう、
唾液を塗り込んで、入り口を解す。簡単に柔らかくなるケツの穴、つぷ、と人差し指を突っ込むと、なんか変な感じ。自分で、自分の中をちじくるってのは、なんか、へん、だ。
さっきより勃ってるちんこが見える。苦笑なんですケド。ケツに添えていただけの右手でちんこを擦った。
「ぁ、っ、……っ、ふ…くそ、ボケ、足りねぇ、」
足りない。疼く。渇く。もっと、俺は知っているんだ。もっとえげつないモノがここにつっこまれる気持ちよさ、知ってる、から。もうやだ。めちゃくちゃだ。心臓が痛い。俺、どうなっちゃうんだろう。
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