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確かに気持ちい。でも、絶頂を迎えるには決定的な何かが足りない。その何かはもう解ってる。
「...ふっ、恭司さん、...恭司さんが...っ...ん...して....」
「どうしたの?...ほら、凪の好きな所、自分でちゃんと弄ってごらん。」
恭司の言葉を聞き戸惑う。好きな所なんてもうとっくに触ってる。自分の身体なのにちっとも自分の思い通りにならない。恭司がしてくれた時みたいなは気持ちよくなれない。
初めから俺の身体が欲しているのは、指だろうと何だろうと、俺の物じゃない。欲しいのは恭司だ。
欲しいものが手に入らない。イキたいのにイケない。恭司に触ってもらえない。もう焦れて限界だった。
「...っ、...も...自分じゃ...っ...気持ちくても...
イケないっ...お願いっ、触ってっ...」
みっともなく、泣きながら腰を揺らして懇願した。
恭司にされながらイキたい。あの快感をもう一度味わいたい。
「凄く淫らで可愛いお願いだね。...じゃあ、交換条件を出してもいいかい?私が凪を気持ち良くしてあげる。その代わり、解れたら私の上に凪が乗ってくれるかな?」
恭司の要求は騎乗位か座位だろう。冷静な頭で考えれば、恭司のあんな凶悪な形の性器を自ら跨り中に入れるなど、羞恥も恐怖も半端ないので御免被りたいが、ここでやだと言えば欲しい快感は得られない。とにかくもうイキたいくて、頭が馬鹿になってた。
「......するっ、するから、もう、...してぇ、」
二つ返事で了承した凪に恭司は微笑み、凪の後孔に入っている手を抜かせる。
「約束だよ。じゃあ、私も凪を気持ち良くしてあげる。」
言うと同じにチュッと掠める様なキスをされて、恭司の指がグチュッと音を立てて入ってくると、寸分の狂いもなく的確に感じる所を刺激していく。
「ああっ!...あ、あ、あ、...きもち..ぃ...あ...」
凪は無意識に握ったままだった自分の性器を扱いていた。性器の先からドプドプ出た蜜を絡めて扱くと、後孔がキュッと恭司の指を締め付ける。その指が恭司のものだと思うと、言い様の無いぞわぞわとしたものが背筋を走る。
「あぁっ!...あ...あ...あ、...も、...いっ、あ、...イっちゃう...んんっ」
やっとイケる。そう思った瞬間、恭司が凪の中からズルっと指を引き抜いた。爆ぜられなかった熱が性器の中をぐるぐると巡り、後孔も刺激を失いクパクパ開閉している。
「...やだぁ!なんで、いじわる...もうやだぁ、も、イキたい...っ、」
もう性器だけ扱いても物足りなくて、恭司の腕に縋りつき懇願する。
「...意地悪か。ごめんね、私も限界で。凪の中に入りたくて、泣いてるんだ。......ほら、」
恭司は苦笑しながら自分の性器を凪の目の前に晒す。その性器は鈴口からタラタラと蜜を垂らし、恭司の言う様に、まるで泣いている様だった。
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