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相撲部①
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-4月下旬
桜が舞う真新しい季節が少しだけ過ぎた頃・・・
「ユゥ!どの部活に入るか決めた?」
「うん、僕…この学校に入学する前から相撲部に決めていたんだ」
新入生の優は、同じく新一年生のクラスメイトの悟からから声をかけられた。
「相撲!?細くて小さい身体の優が?」
悟の言うとおり優は華奢な体をしていた。
「うん、僕こんなひ弱な体だから強くなりたくて……実はもう既に入部して何度か稽古してるんだ」
「ふ~ん…そっか、俺も早い所部活を決めよう。」
「サトル君が良かったら相撲部においでよ。…凄く……楽しいよ?」
「相撲かぁ…、あんまり興味ないけど優が入部してるなら俺も入ろうかなぁ?今日、部活を見学しに行っても良い?」
サトルの言葉に何故か優は頬を赤くして頷いた。
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相撲と言ったら巨漢を思い浮かべるだろうが優の通う高校の相撲部には巨漢など一人もいなかった。
もともと相撲は激しいスポーツで高校では、ちゃんこ鍋をドカ食いする風習も無いため、体の細いユウ意外の部員は全員筋肉質で逞しい肉体の男達ばかり。
腹筋の割れた男達が裸に廻しのみの姿で稽古をしている。
悟は稽古場の壁にもたれて着替えをしにいった優をまっていた。
そして、優を待ちわびる者は悟だけでは無かった。
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「お、おくれて申し訳御座いませんでした」
謝罪をしながら稽古場に姿を現した優を見て、その場にいた全員が優を見た。
白い肌に細い腰、スラリと伸びる足にサラサラの栗色の髪…そんな美少年の優が裸に廻し姿なのだ。
当然上半身は裸だから優のプックリと桃色の乳首が全員の目に晒される。
少し寒いのか乳頭がツンッ!と尖っていてエロい乳首だった。
バックは廻の締まる白く綺麗なお尻がプリッとしており実に美味しそうだった。
--優のクラスはいつも授業が終わるのが遅い。
しかし、どんな理由であれ先輩より遅れた優にはペナルティが下される。
これも日課だった。
優が稽古場に現れると先輩の男達は土俵の周りに集まり円を作って座った。
そして、その土俵の真ん中に優はゆっくりと歩いていった。
優の正面には体の大きな先輩が一人…
相撲を取るにはあまりにも体格差がある。
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