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淫行電車①
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最終便だったが車内は程々に混んでいた。
少しだけ奥に進むと拓哉は吊革に掴まって目を閉じた。
頭の中では今日勉強した英単語や数式の事を考えていた。
しかし・・・
暫くすると下半身に違和感を感じたので目を開けて股間を見た拓哉は驚いた。
「ゥわッ!!?」
思わず声を漏らしてしまうほどに驚いた。
なんと、目前の座席に腰掛けていたオジサンが堂々と正面から拓哉の股間に鼻を押し付けてハァハァと汚い息を荒げて少年の股間の臭いを嗅いでいたのだ。
「ッ!?!??」
あまりにも予想だにしない気持ちの悪い非現実的な光景に拓哉は思考も体も固まっていた。
オジサンは顔を左右に動かし鼻や唇で制服のズボン越しから拓哉の股間をグリグリと刺激した。
「ヒィッ!!」
あまりにも恐ろしい光景に拓哉は小さな悲鳴をあげて、キチガイな行動をとる男性から離れる為に、後ろへ一歩引いた。
だが…
-トス…
「 ぇ ??」
背中に何かがぶつかり拓哉は恐る恐る後ろを振り返ると、身長の高い大男が密着するように立っていた。
背後の男は拓哉を見下ろすとニヤリと不適な笑みを浮かべて、少年の両肩に手を置いた。
拓哉は恐怖を感じつつも再び前を見ると座席に座るオジサンが鞄から、グロテスクな男根の形をしたバイヴを取り出し、スイッチを入れ微振動モードにすると有ろう事か、拓哉の股間に押し当ててきた。
-ヴヴヴヴヴヴヴ
「なッ!?…ッ、何をするんですか!やめっ、止めてくださいッ!!!」
とっさに腰を引いて自力で股間からバイヴを離した拓哉の声は恐怖で震えていた。
この車両には他にも人が乗っており、拓哉は明らかに変態の餌食になりつつあるのに誰も助けてはくれない。
いっきに恐怖心が増した拓哉は、どうして良いかも分らずに肩を震わせた。
すると背後にいた大男が拓哉のお尻を撫で始める…
「可哀想に、怖いのかい?大丈夫だよ、すぐに君もこの車両が好きになるし、気持ち良くなってくるから」
男は少年に訳の分らない事を言って、もう一つの腕を拓哉の前に回して学ランのボタンを上から順に器用に外し始めた。
恐ろしくなった拓哉は周りの人に助けを求めようと視線を車内に向けた。
だが、拓哉はさらに絶望する事となる。
気付けばこの車両の乗客は全て男性で、しかも全員がニヤニヤと笑って、大胆な行為で痴漢をされている拓哉を舐めるように見て股間を膨らませていたからだ。
「そ、そんな・・・」
この電車自体はいつも使っているが、この車両だけは何かがおかしい。
異様な雰囲気であるこの車両から抜け出したいと思った卓也は隙をついて前後の変態達から抜け出すと震える足で走って別車両に繋がる扉へと走り出した。
だが・・・、四方八方から延びてくる男達の腕に捕まれてしまった。
「嫌だ!触らないで、離してくださいッ!!怖いよぉッ!!」
震える声で涙を浮かべる拓哉を見て鬼畜な男達は嗜虐心を煽られたのか、少年の服を乱暴に剥がし始めた。
「いやッ、何で!?…止めて下さいッ!触らないでッ!!」
学ランを脱がされた後は、四方八方から伸びてきた腕によってYシャツをつかまれ、破かれる勢いで左右に引っ張られボタンが弾け飛んだ。
少年の肌が露出するにつれ、ハァハァと熱い息を吐く男達が集まってきて、拓哉は男の群れに囲まれてしまった。
「やめて、止めて下さい。僕は男です!!」
痴漢は女性がされるもの!・・・そう信じ込んでいた拓哉は大きな声で叫んだ。
だが、拓哉に襲い掛かる腕は止まらない。
「見れば解るよ。色白で可愛く美味しそうな男の子だ。」
横にいたサラリーマン風の男性が笑みを浮かべて拓哉の露出する上半身に手を伸ばすのを切っ掛けに沢山の手が卑猥な手つきで少年の肌を愛撫するように襲い掛かってきた。
「いやああぁ!」
少年のしっとりと白く美しい肌の質感を楽しむように背中や二の腕、腰や腹を男達の掌でベタベタと触られ、当然ながら拓哉の小さく色付いた乳首は摘まれてはコリコリと潰されたりと集中攻撃を受けていた。
「ヤダッ!!止めて下さいッ!…きもちわるいッ!」
「気持ち悪い?…男に触られて乳首を硬くしている癖に、どの口が言うんだい?」
「うそ…そんな……」
拓哉は信じられないといった表情で己の胸元を見ると男達の太い指で潰されていた桃色の乳頭がピンッ!と尖っていた。
「嘘だッ!いやっ、こんなの嘘だ!!」
訳が分らず触られて、自分でも気付かぬうちに身体が刺激に反応していた事に嫌悪感を覚えた。
「嘘じゃないさ、君の乳首は素質が有るよ。…たくさん乳首責めをして、胸だけでイけるメス豚にしてあげるからね」
今も沢山の男達に体のあちこちを触られている拓哉は男が発した言葉の意味が理解出来ないまま、恐怖と何だか分らない感覚に呼吸を荒くしていた。
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