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おわたよ。
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(やばいやばいやばいやばいやばいやばいヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ)
「ん?どーしたの?続けてよ。」
(どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう)
なにも言えずに立ちすくむ俺に雪村くんは静かに近づいてきて、耳元でこう呟いた。
「坂本くんの秘密もーらい。」
(ひぃ!うぅ、……こうなったら…仕方ない……。)
「あ、あの…雪村くん…。そのぉ~。えっと…皆には秘密にしてください!!」
懇親の土下座くらえやぁぁぁァァァァァ!!
床に強く強打する俺のおでこ。
割りと痛いが我慢だ。
雪村くんはまだ転校してきたばかりだ、そんなべらべら秘密をしゃべるような子でもないだろう。
きっと秘密にしておいてくれるはずだ…
「やだ。」
「ふぇ?」
彼から出た言葉の予想外さにアホな声を出してしまう。
「だから、やだ。」
「なんでよ!!」
「だって面白いじゃん!
坂本くんって、すごい無口だし、クールだから近寄りがたかったんだけどさ!それにみんなから聞けば色々遊んでるらしいじゃん?」
「いや。まぁ、うん…」
「学校中からモテモテのイケメンさんの秘密を知って、誰にも言わないのは難しいでしょ」
(あぁ…もうだめだ…。死に隊。)
「うぅ…お願い…します…」
俺は雪村くんの足にすがり付いたがダメだった。
「無理無理」
(…うそだろ…あーあ…。新しい学校考えなきゃ…。)
そんなことを考えていると、雪村くんが口を開いた。
「あ、そういえばさっきも坂本君誰かとセックスしてたみたいだけど、いままで何人くらいとヤったの?」
ケロリとした顔で聞いてくる雪村くん。
(くそぅ…なんだよこいつ…)
「数えきれません。」
(くそぅ…なんで俺敬語なんだよ…)
「へー。いっつも入れる方なんでしょ?逆に入れられたことってあるの?」
(ホントに…なんなんだよこいつ…涙でそうだわ)
「あぁ!もううるせぇな!
もうそんなのどうでもいいだろ!!
さっさと帰れよ!
俺はもうお前のせいでこの学校いれないから、新しい学校探すので忙しくなる予定なんだよ!」
(よし、言ってやったぜ…。ハァ。叫んだのとか何年ぶりだよ。まぁこれで雪村くんも諦めるだろう。)
そう思っていたが、そうではなかった。
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