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革命
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ピリリリリ…ピリリリリ…。
「う、うん…」
ピリリリリ…
「スゥ、スゥ、」
ーーーーーーーー
「あきらぁ!!もう9時よ!?おきなさーい!」
「…………。工工工エエエエエエェェェェェェ(゜Д゜)ェェェェェェエエエエエエ工工工!?!?」
この日俺は高校生活初めての遅刻をした。
ーーーーーーーー
急いで学校に行くと、教室には誰もいなかった。
どうやら体育の授業で教室を出ているようだ。
(はぁ。なんか今日はついてないなー。もういいや、授業終わるまで寝てよ)
そう思い机に顔を伏せたその時。
「あるぅ貧血ぅっ!もりのなかんちょぉ!くまさんにんにきゅぅ!であぁたんこぶぅぅっ!三└(┐卍^o^)卍ドゥルルル」
と、明らかにテンションのおかしい森のくまさんが、廊下のほうから聞こえてきた。
人の事言えないけど。
(誰だよ俺のもち歌歌ってんの…。…あれ?…あれ?………なんで知ってんの!?!!!Σ(゚ロ゚!(゚ペ?)???)
俺がゆっくり顔を上げると、そこには……雪村くんが立っていた。
(お前かよぉぉぉぉォドォオオオ!!!!(゚Д゚)≡゚д゚))
「あれ?あきらくん?おはよ」
雪村くんはケッロとした顔であいさつをしてきた。
(なんでお前がここにいんだよ…授業中じゃねぇのかよ…。)
「いやー。なんか寝坊しちゃってさーwまいったまいったwwww」
(なんでよりによってコイツと一緒に遅刻なんだ…。(´;ω;`))
「それもこれも、全部あきらくんのせいなんだからねー。」
(何でだよっ!)
「……。」
あえてシカトする。
「き・の・う・のあきらくんが可愛過ぎて忘れられなくてさ〜」
「(;゚;ж;゚;)ブッお前…この…(´;ω;`)」
「あれ?思い出したら恥ずかしくなっちゃった?顔真っ赤だよ??ニヨニヨ」
「なんでそうなんだよ!てか、お前のせいで腰が痛てえんだよ!どうしてくれんだバカ野郎!」
「あーそーかそーか!じゃあもっかいやる?」
ニコッと笑い首を傾げる。
なんだよその黒い笑顔は…。
「誰がやるかっ!(゚Д゚)≡゚д゚)」
「えー冷たいなー」
近づいてきたと思うと、急にみぞおちにグーパンチが入った。
「ぶほぉぅ!(;゚;ж;゚;)ブッ」
(な、なんでや…。(白目))
目の前が暗闇に包まれた
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