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びっくり
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3、4時間目は家庭科で、調理実習だった。
好きな4人組を作って各班でお菓子を作る。
「はーい今日作るものは焼き菓子です!前の机に材料を置いておくので各班で作ってくださいね〜!質問があったら困ったら先生を呼んでください!では、始め!」
俺の班は細田くんと千尋と雪村君だ。
千尋はともかく、細田くんは料理が得意なので、細田の指示に従うことにした。
「千尋!このボールと計量カップを洗ってきてください!坂本くんは砂糖を測って!雪村くんは前から材料をとってきてください!」
「「「はーい。」」」
いつもは3人で作っていたが、雪村くんが入って4人班になってからは初めての調理実習だ。
細田くんがいるからこの班はいつも早く、そしておいしい。
今日もすぐにできるかと思いきや…。やりよった……
雪村くん…。
「雪村くん持ってきましたか?」
「うん、これどうすればいいの?」
「では、坂本くんが測ってくれた砂糖と卵と牛乳を、混ぜてください!」
「ラジャー」
俺たちはおのおのやることがあったので、混ぜる作業を雪村くんに任せた。
〜数分後〜
グチョグチョ…
「よし、できた。」
俺は任されていたレンジの余熱確認をして細田くんの元へ行った。
グチョグチョ…
…というか…さっきから聞こえるこの音はなんだ…?
グチョりグチョり…
…。なんだ?
グチョグチョ…
ま、まさか…。
そんなことはないと信じながらも雪村くんの方を見る。
すると目の前には、
濃い紫色の謎のクリームを鼻の先に付け、
一生懸命濃い緑色の液体を混ぜる雪村くんの姿があった。
なんで、そ〜なるのぉぉぉぉおぉおおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
ิ
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