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びっくり
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「え…ちょ、待って。何それ?」
「え?いや、混ぜてって言われたから。」
「いやそういう問題じゃなくて。」
「?」
「あの…なんでそんな色になんの?」
「しらん。」
(どうしようこの人…!)
「アァァァォァァ!!!!なんですかこれは!?!?」
どうやら細田くんが雪村くんが作っている謎の物体に気がついたようだ。
「どどどどどうしてこんなことになってるんですか!?!?」
メガネを何回もクイッとあげながら細田くんが雪村くんに問う。
「なんか…わかんない。気がついたらこうなってた…。」
「もうやらなくていいです!もう一回作り直しますよ!」
(まじか…)
結局この日の調理実習は雪村くんのおかげで昼休みまで使った。
今日わかったことは、雪村くんに料理をやらせてはいけないということ。
できるのはお皿洗いだけということだ。
やっとの思いで片付けを終え、教室に帰ろうとしたとき少し体が熱くなっていることに気がついた。
(なんだろ…。疲れたのかな…)
俺は気にせず家庭科室から教室に戻った。
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