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その夜、これを最後にする、といって雫を抱いた。
灯真のもとに戻る決心をした雫と寝るのはどうか、と思ったが、
やはりどうしても、気持ちがおさまらなかった。
雫の綺麗な顔をみる、最後の夜だ。
雫が、本来の雫でいられる最後の夜だ。だから俺がそれを看取るんだ。
大きく開かせた太ももに唇を滑らせる。
「あっ・・。」ちいさく呻く声を聞きながらさらに中心にむかって責める。
「うんっ。」敏感なところに触れられて、背中をしならせる体を
片腕で抱えて、もう片方の手を雫のなかに滑り込ませる。
「はぁっ・・・。」
足の間から上半身を上に乗り出して、喘ぐ唇を捕らえた。
下から指で、上から舌で。同時に責め立てる。
「う・・・・ん、せんだ・・さ・・。」
ああ。まだ俺だと認識してるな。
それを確認すると、引き抜いた指のかわりに、自分自身をあてがった。
片方の太ももをぐいと持ち上げて、斜めの体勢をとる。
「あっ。ん!」
「雫、目開けろ。」
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