アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
45
-
「ん・・・・。え?」
「目あけて俺を見ろ。」
押し開けた瞼の向こうに切なげな表情の千田の顔があった。
ぐっと押し入ってくる。
「あっ。」
「閉じるな。見ててくれ、俺の顔。」
「は・・・い。」
雫は両手を千田の肩に巻き付け、しっかり目をあけた。
そのまま。
至近距離で見つめ合ったまま。
荒い息を吐きながら。
奥深く繋がった。
「綺麗だよ、雫。お前の顔、すごく綺麗だ。俺が覚えておくからな。」
「せ・・・んださん・・・。」
「貴之。」
「え?」
「たかゆきだ。千田貴之。」
雫が喘ぎながら微笑んだ。「たかゆきさん。」
「うん。」
「たかゆきさん。」
「しずく。」
胸が締め付けられそうになって、雫の体をかき抱くと、彼の体を突き上げた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
45 / 60