アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
47
-
「ほんとうにいいんだな。雫。」
翌日、雫はベッドに横たわって千田を見上げていた。闇で手に入れた麻酔薬で、
もうすでに半分眠りかけている。
「はい。でも千田さん、目だけは・・・。」
「わかってる。絶対に目と視神経は傷つけない。」
久しぶりに着る手術着に手袋。だけどこれは悪魔の手術だ。
自分で言い出した事とはいえ、千田の心は重かった。
ああ、俺の悪夢のレパートリーが増えちまうな。
やっぱり抱くんじゃなかったか。
昨夜の官能が気持ちを塞がせた。
せめてなるべく痛みが少ないように。俺にはそれしかできない。
千田も腹をくくった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
47 / 60